トップブランドは、Google広告にいくら使ってる?
Advertising Age(元記事)が、2010年6月におけるGoogleリスティング広告投資先ベスト10ブランドをスクープ、情報元はGoogle内部文書とのこと。個別企業の投資金額がリークされるのは極めて稀なことだろう。
ベスト10をリスト化すると以下の通り。
- AT&T wireless spent $8.08 million (6.8億円)
- Apollo Group spent $6.67 million (5.7億円)
- Expedia spent $5.95 million (5.0億円)
- Amazon spent $5.85 million (4.9億円)
- ebay spent $4.25 million (3.6億円)
- BP spent $3.59 million (3.0億円)
- Hotels.com spent $3.3 million (2.7億円)
- JC Penny spent $2.46 million (2.1億円)
- Living Social spent $2.29 million (1.9億円)
- ADT Security spent $2.19 million (1.8億円)
1位のAT&TワイヤレスはiPhone4のプロモーションが主だったようだ。
その一方でAppleのグーグル広告投下は $1 million(8400万円) 以下だったとしている。あわせてGM、Kodak、BMWはすべて $500,000(4200万円) 以下だった。
またトップ10ブランドがGoogle広告売上(2010年6月)全体に占める割合は5%にも満たない。いかにGoogle広告がロングテールビジネスになっているかがわかる数値だ。
Ad Age元記事には、さらに詳細なブランドごとのコメントなど掲載されているので、興味のある方はぜひどうぞ。
記事裏話やイベント、講演スライドDL、バイラルムービー集など、Facebookファンページは こちら
【ソーシャルメディア活用事例集】
・ Honda、Facebookゲームとタイアップ。20日間で360万人を集客し、急増中 (8/30)
・ 出版業界のお手本,ナショナル・ジオグラフィックのソーシャルメディア活用 (6/4)
・ 米国ドミノピザ事例。動画大炎上を乗り越え,ソーシャルメディアをフル活用 (5/10)
・ マーサ・スチュワートに学ぶトリプルメディア活用最前線 (5/2)
・ ビクトリア・シークレットに学ぶソーシャルメディア・プロモーション (4/23)
・ ツイッター利用が活発な航空業界における炎上事例と未然防止事例 (3/16)
・ ソーシャルメディア炎上考察 ~ ペプシ Refresh Project トラブルとその顛末 (2/27)
・ Facebook活用における貴重な効果測定事例 - ファン醸成が店舗売上に直結 (2/20)
・ レディ・ガガに学ぶソーシャルメディア活用最前線 (2/5)
・ 米国Hondaやサントリー角ハイボールに学ぶソーシャルメディア活用の秘訣 (2/4)
斉藤Twitter,ご連絡などお気軽にどうぞ。 http://twitter.com/toru_saito
斉藤Facebook,友人申請はお気軽にどうぞ。 http://facebook.com/toru.saito
Facebookファンページ In the looop はこちら http://facebook.com/inthelooop
最新の筆者著書です。 『Twitterマーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール』