LinuxWorldの役目は終わったか?
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30日、LinuxWorld Conference & Expo/Tokyo 2007にてパネルディスカッションに参加させていただきました。モデレータのITmedia社藤村会長、NTTデータのオープンソース開発センター石川センター長、VA Linuxの佐渡様、末席の内田の4名で「OSSは、日本のITビジネスをどう変えていくのか!?」というテーマでお話しました。
200名強はおられたと思いますが、セッション会場一杯のお客様にパネラー一同、びっくりいたしました。というのも、展示会場にあまり人がいなかったので、セションの入りも悪いのではないかと思ったからです。
会場で興味を引いたのは仮想技術の数々の展示、そして、上位アプリ層のオープンソースソフトウェアの数々。今回はLinuxのみならずOSS展示も併設されたとのことですが、おそらく、LinuxWorldの役目はほぼ終わり、人々の興味はさらに上位に向かっているのでしょうね。
OSからアプリまで「オープンソースは当たり前」の時代に突入しています。オープンソースに「業務に使えるソフトウェア」を期待する顧客層が増えて来ています。弊社は以前からコマーシャルオープンソースを手掛けるベンダー様の連合組織「日本コマーシャルオープンソース・フォーラム」をつくり、共同展示やセミナー等の啓蒙活動を繰り広げていますが、その顧客層の期待を現場で掴んでいます。これからのソフトウェア市場では、コマーシャルオープンソースを含めた「企業向けオープンソースソフトウェア」が話題の中心になることでしょう。
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