DXとは無人経営のことだ(IT化と何が違う?に対し)
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DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を毎日メディアで見るようになるにつれ、「それIT化と何が違うの?」という質問や解説もたくさん見かけるようになりました。
残念ながらそれらの解説が非常にわかりにくいので、お客様はもちろんIT業界の人も禅問答をしているようです。DXは事業改革を伴わないとダメという人もいますが、その「改革」の意味が曖昧です。まるで言語が異なるたくさんの人が集まって伝言ゲームをしているようです。
私はDXを業務の無人化ととらえています。
IT化が業務の効率化を意味してきたのに対し、DXはさらに飛翔して業務からヒトを無くす改革と考えています。ROIの考え方も分母に人が来ないので(人件費が入らないので)大胆な投資を可能にします。その代り人は別の場所で意義を見出さねばなりません。
DXのためには設計の中心はデータになり、業務の最初から最後までがITのみで完結するようにデザインし、人が関与すべきではないというのが私の考えです。
無人化された業務の集合体は無人経営になりますね。
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