OLPCの100ドルラップトップ「XO」が届いた日

一般に「100ドルラップトップ」と呼ばれているOne Laptop Per Child（OLPC）プロジェクトの小型ノートＰＣ「XO（エックスオー）」が届きました。2台分の価格で購入すると1台を寄付できるGive One Get One（G1G1）を利用して米国在住の知人に購入してもらったのです。（Yさん、ありがとうございました！）

OSはLinuxベース。「Sugar（シュガー）」と呼ばれる独自のユーザーインターフェースが特徴的です。Sugarではアプリケーションのことをアクティビティ（Activity）と呼び、Webブラウザやワープロをはじめ、Etoys（Squeak）や音楽ソフトなどたくさんのアクティビティがプリインストールされていました。

Sugarでは「ファイル」の概念がなく、各アクティビティの開始と中断がジャーナル（Journal）というログに自動的に記録されるとのこと。ちょっと最初は戸惑いましたが、慣れるとそれなりに便利です。

届いたその日にさっそくXOを数時間使ってみましたが、改めて大きな可能性を感じました。開発者の方々やボランティアで関わっているたくさんの人達の想いや熱意がひしひしと伝わってきますね。今後の展開がますます楽しみです！