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金融庁がXBRLを導入する理由を知る

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 このブログでは、折に触れてXBRLに関してエントリしてきましたが、金融庁がこの4月21日にXBRLの採用を正式に計画として表明した後、初めての「XBRLシンポジウム」が開催されます。そのテーマは、ずばり「いよいよEDINETへ!広く活用されるXBRL」。金融庁に先立っては、東証、日銀、国税局などがすでにXBRLを採用しています。このシンポジウムは、なぜXBRLがここまで広がりを見せてきているのかの理由と、その最新動向を入手するための最適の機会と考え、ここに紹介します。

 《XBRL Japan 第9回シンポジウム》

【日時】平成18年7月18日(火)10:00~17:30 (9:30開場10:00開会)
【場所】公認会計士会館2階大ホール(千代田区九段南4-4-1) 
【内容】

(午前の部)
「XBRL入門編」
・XBRLの概要/XBRL関連ツールのご紹介
(午後の部)
第1部「いよいよEDINETへ!広く活用されるXBRL」
・新EDINETの概要と今後の動向
・国税電子申告納税システム
・日本銀行におけるXBRLへの取り組み
・決算短信等へのXBRLの本格導入に向けて
・銀行における電子申告データの活用
第2部「XBRL Japanの活動及びXBRL最新動向」
・XBRL Japan活動報告
・第13 回XBRL International Conference

 参加費は、3,000円ですが、XBRL Japanの会員企業の社員やXMLコンソーシアムの参加企業の社員などは1,000円で参加できる特典があります(詳細は、開催概要(PDF)を)。ちなみに参加申し込み制となっており、空きはだいぶ減っているそうですので、参加を希望される方はお急ぎください。

 ところで、前回のエントリ以降のXBRL関連の大きな動きを2点ピックアップしておきます。

金融庁:有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画

 2006年4月21日に、金融庁は「金融庁における業務・システム最適化計画について」を発表し、その中の「有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画」(PDF)においてXBRLを使用したシステム開発計画を明示しました。以下が、そのおおまかなスケジュールです。

Fsa_xbrl060421

東証:決算短信データの試験公開開始

Tsexbrl060425  2006年4月25日に、東京証券取引所は、XBRLの専用サイトを設けて決算短信データの試験公開を開始しました(右図)。ここでは、XBRL用のツールもダウンロード可能となっていて、誰でもXBRLに触れてみることができるようになっています。XBRLのユーザーツールはまだ成熟しているとは言えませんが、PDFによる開示との違いを実感してもらえるはずです。

 このように、XBRLの実装は着々と進んできています。またXBRLの世界だけでなく、XBRLを他のシステムに取り込んだり、他のシステムのデータを使ってXBRLを生成したりといった必要性も増してきています。他のシステムとの連携を行う場合には、XBRLのツールだけでなく、いわゆるミドルウェアが必要となってくるわけですが、インフォテリアのASTERIAでもXBRLに対応しており、今回のシンポジウムで簡単に紹介させていただく予定です。(シンポジウムに参加できない方は、こちらをご覧ください。)

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