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開けてしまったらあふれ出すテクノロジー。そこには希望が残っていた!

研究員見習い期間終了(か?)

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9月にIBM東京基礎研究所に異動させていただき、4ヶ月が過ぎようとしています。
とりあえず、開発プロジェクトで一生懸命走ってみました。スクラム・プロセスを使っているので、まさに「スプリント」な4ヶ月でした。
この4ヶ月はとにかくプロジェクトで結果を出すことに専念しました。「こいつ使えねー」と思われたら終わりですからw。なんとか、一部のモジュールを担当し、リリースにこぎつけました。大きな新要求にも年末までになんとか応えることができたと思います。
これから、同プロジェクトの新案件へと突入します。そこでは、初期テストやデプロイメント(インストールして利用可能な状態にすること)を指揮することになりそうです。新機能の提案や市場開拓も今後のスコープとなります。「あんたやってね」とリーダーに言われてますので「つかえねー」とは思われなくて済んだようです。海外での案件が増えるため、これまで以上に多くの国の人と会話することになりそうです。先日のフランス人とのテレコンはなかなかつらかったw。
9月の異動にともない職種変更もありました。これまでの現場エンジニアとしての「ITスペシャリスト」という職種には一旦終止符を打つことになりました。今後は「研究員」という肩書きになります。当然、メジャメント(評価基準)も変わります。研究員としては現在参加させていただいているような研究プロジェクト、特許などの知的財産活動、論文、学会発表、大学での研究などの学術活動が求められることになります。まったく違う世界への挑戦。希望はしていたものの、まさか、自分がこの世界に身を置くことができる日が来るとは想像してませんでした。
これまでは、「新しい仕事を得たら1年はゆうこときいて我慢して大人しく仕事しよう」と思っていました。それくらいは様子をみないと動けないと感じていたからです。しかし、今回はその余裕はなさそうです。即、結果を求められます。もう見習い期間は終了です。なぜなら、長い間それを目指して行動してきたからです。準備はできてます。
年明けにはすぐ動き出したいと思います。
皆様、よい新年をお迎えください。
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