UnbuntuでKodakのスキャナー(その2)、udev、Ruleの設定。
前回ご紹介したUbuntu PCからのコダック製スキャナーの設定ですが、最後のところのPermissionの設定がもっといい方法がわかったので追加しておきます。
さて設定方法をもう一度おさらいすると
1.Ubuntuソフトウェアセンターで"MONO"を検索、MONO runtimeをインストール
2.https://launchpad.net/ubuntu/quantal/i386/libqt3-mt/3:3.3.8-b-8ubuntu3
からlibqt3-mt.debをダウンロードしUbuntuソフトウェアセンターでインストール
3.コダックのサイトからセットアップファイルをダウンロードコマンドラインから起動する。http://graphics.kodak.com/DocImaging/JP/ja/Products/Document_Scanners/Desktop/i2600_Scanner/index.htm
4.Permissionの設定。
この4の設定で前回はマウントされている場所のPermisshionを変更しましたが、udevのRulesで変更したほうがスマートなようです。
/etc/udevの下に55-kodakdi.rulesというファイルがあります。この中身を修正します。さてその前に前回lsusbを実行した時の出力を見てみます。
Bus 002 Device 002: ID 040a:601d Kodak Co
となっているのですがこの 040a,601dが重要です。それぞれvender id,Product idになります。このidに該当する先ほどの55-kodakdi.rulesのラインを修正すればいいのです。
ただしこのコダックのセットアップでできたこのファイルはUbuntu 10.04用になっているようです。Ubuntu 12.10では書式がちがっているようです。具体的には
ATTR{idProduct}=="601d", ATTR{idVendor}=="040a", MODE="666",OWNER="osonoi"
と書いてあげました。なおこの状態ではユーザーが"osonoi"の時だけ使えます。このPCのどのユーザーでも使えるようにするためにはOwne...以降を削除してください。
このファイルを書き換えた後一度USBケーブルを抜いてもう一度差してください。もう使えるはずです。