大人のビジネスマナー:30代
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ビジネスマナーって、どこまで何に効く?
という疑問から、JALでキャビンアテンダントを経てビジネスマナーのインストラクターとして活躍する山内博代さんにビジネスマナーのあれこれを伺いました。山内さんはopnlabが企画した某政党のグループ主催のコミュニケーション研修で、参加した国会議員に絶大なる人気を博した強者です。
今回は、30代、40代、50代と世代別に、その人自身の魅力を発揮するビジネスマナーについて聞いてみました。
ちなみに、20代は上司や先輩からの指導される機会が多いため、次第に注意される機会が減ってくる30代からとしました。
モテに効く?30代のビジネスマナー
結婚もそろそろ本格的に考えないとね、という30代の方にむけて、「このビジネスマナーじゃ、モテない...」逆に「魅力的」というのはどんなケースでしょう。
男性で、
・挨拶の言葉がはっきりしない人
・「あざ〜す」や、いつも「〇〇っすか?」「やばい」など若者言葉が頻繁に出る人
という男性はモテませんね、と山内さん。確かに、言葉使いが悪いとがっかりします。
また、
・猫背で下を向いて歩く
のは厳禁。
「胸襟が開いた姿勢で颯爽と歩く」と格好いいですよ。
そういえば、座る姿勢も良いほうが素敵です。ランチ時、スーツを着た若い男性が猫背で肘をついてスマホをみながら食べている姿をみた後は、ついつい自分の子どもへの食事時の注意が厳しくなってしまいます。
女性については
髪で魅力を演出しては?
との提案。
例えば、前髪が目にかかっていると表情が見えないので損をします。ロングヘアの人は、仕事中はすっきりまとめている感じを出した方が得。オンとオフを使い分ける女性はモテますよ。
なるほど、キャビンアテンダントの方がピシッと髪をまとめていて、オフのときに髪を下ろして登場されたら、女性でもハッと目を奪われそうです。ひょっとして、山内さんの経験値?
男女に関わらず(そして年齢かかわらず)、
好印象を与える基本は
挨拶です。
「いつでも明るく「はい」という返事が返せるということが大切です」
自分の気分で声のトーンが低くなったり、返事をしなかったりする人はだめですね。
言われると少しドキッとします。そのつもりがなくても、実は声に出てるかもしれません。
お店では、注文する時にきちんと文章で話せることが大切、
と声を大にして言う山内さん。
「これとこれ」
ではなく、
「〇〇をお願いします」
そして何かサービスを受けたら、
「ありがとうございます」
特にレストランであれば、
「ご馳走さま」
そして
「美味しかったです」
まで言えたらモテると思いますよ。
そういえば最近バーのマスターと話した際、
「バーテンダーや(ホテルであれば)ボーイを、あごで扱う態度をする人って結構多いんですよ」と聞きました。その率は?と聞くと、なんと「年齢関係なく半数近く」。
お客様然とするのではなく、何かしてもらった相手への気配り、感謝の気持ちを表す。ビジネスマナーは、日常生活の当たり前のことをひとつひとつ実行していくこかもしれません。
引続き、働き盛りの40代、立場が高くなった50代が知っておくと、チャーミングにみえるビジネスマナーを紹介する予定です。
(opnlab 小林利恵子)
大人のビジネスマナー 40代、50代
[講座の案内]
山内博代の「大人のためのマナー講座」
開催:10/20(土)10:00-12:00、場所:浅草
http://www.opnlab.com/events/manner01
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