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接触追跡アプリの今

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日本の接触追跡アプリ、COCOAは終わりが近づきつつありますが、本来は先月くらいまでの感染者の時に役立ったはず。当初から色々な不幸(ミス)があったため、最後まで不幸です。官公庁は「一定の効果があった」で終わりすることが多いですが、ちゃんと、ダメだったところ、良かったところ、どうすれば良かったのか、振り返ってほしい。また必要になる時があるかもしれないのだから。今週から配布される3.0.0で情報収集するようなので、期待しています。

さて、Apple/GoogleのExposure Notification、多数の国で使われたはずですが、各国はどうしたのでしょうか。マスクとかの制限をなくした国こそ、役立ちそうな感じがしますが。最新状況はわからないまでも、これまでがよく整理されていると思うのは、Wikipediaの記事、COVID-19 appsです。
この記事の範囲では、終了した国はありません。英語で情報のある、いくつかの国を見てみましょう。

まずは、United Kingdom。
NHS COVID-19 appがアプリの紹介ページですが、まだ運用しているようです。
NHS COVID-19 app statisticsによると、10月20日から26日の一週間、Englandで送信された接触追跡アラートは40,047件。このページにあるグラフでは、7月6日までの一週間が最も多く、いったん減少したものの、9月14日までの一週間から増加に転じた後、再び下がっているようです。

ノルウェイ
Coronavirusは、もはやほとんど何も社会的制約は無く、おそらく接触追跡アプリも運用していないと思われます。一方で、感染歴やワクチン接種歴は、COVID-19 certificateとしてアプリから参照できるようです。

ニュージーランド
NZ COVID Tracer appには、興味深い情報はなく、停止はしていないようです。アプリではありませんが、Tell people you have COVID-19はいい解説と思いました。

Apple/Googleもいずれは振り返りしてほしいです。

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