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JR東日本は個人情報の取り扱いをわかっているかのいないのか、かえって怖い

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先週、JR東日本がSuicaの利用情報を元にした統計データを販売することを発表しました。
Suica 統計情報の定型レポート「駅カルテ」について

ITmedia記事: 炎上・中止から9年――JR東、Suicaデータから駅の利用状況分析「カルテ」外販へにもある通り、そして僕も問題と思った2013年の発表からの出直しです。

表記発表を見る限り、販売するのは統計データなので、明らかに個人レベルの情報はわからず、問題ありません。それにも関わらず、発表には「あらかじめ元データからお客さまの氏名などを削除し個人の識別性を下げる加工を実施」とあり、JR東日本は相変わらず問題を理解していないようです。氏名だけが個人情報では無いですし、統計処理した結果を販売するならば個人情報はありません。それとも、問題はわかっていて、何か誤魔化そうとしているのか。

注視し続ける必要がありそうです。

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