「シニアのiPhoneユーザーはウイルス対策率が低め」だとか

「シニアのiPhoneユーザー」、まさに僕のことだ。先日の記事で知りました。
シニアのiPhoneユーザーはウイルス対策率が低め　ドコモが調査

元のNTTドコモ モバイル社会研究所の発表はこちら。
シニアのスマホセキュリティ対策 Androidスマホ利用とiPhone利用で異なる
～iPhone利用者はウィルス対策の実施率が低い傾向～

若中年層とシニア層に分けられているので、自分はシニア層に該当しそう。この発表に挙げられた項目(質問そのものではない可能性があります)を自分に当てはめると、10項目中、意味がわかる5項目は「他人から見られないようにする」以外はやってます。

さて、半分も意味がわからないわけですが、最もわからないのが「ウイルス対策アプリ」。無料と有料に分けられているので、2件あります。iPhoneには原理的に「ウイルス対策アプリ」は存在しないはずだし、発表に参考としてつけられた「フィッシング詐欺対策（ＮＴＴドコモ）」のリンク先で紹介されているサービスにも「ウイルス対策」はiPhone用には提供されていません。

そこで、発表に書かれた問い合わせ先に聞いてみたところ、丁寧に回答いただきました。「セキュリティ対策全般アプリ」を指しているそうで、それならばわかります。

発表文が良くないのは間違いありませんが、その他も謎の内容があります。ITmediaも発表をそのまま流すのではなく、何らかの解説や論評を加えてほしいです。