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Apple AirTagとOpenHaystack

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試しに購入した、AirTag。たいして使ったわけではありませんが、問題もありません。なんとか装着できれば、物忘れが強くなってきた母のスマホに使えそうです。最大の問題は、現状では母に渡しにいけないこと。両親の二回目のワクチン接種が今日の予定なので、今月末でしょうか。

ちょうど先週、AirTagの新しいファームウェアがリリースされたそうです。オーナーの手元から離れた後に音が出るまでの時間が、3日間から、8から24時間のランダムになるとか。AirPods等と同じで積極的な更新はできないので、まだ手元のAirTagは古いままです。バージョンは、旧1.0.225、新1.0.276、だそうです。

さて、おもしろいのは、AirTagでも使われる、Find Myネットワークを使って任意の機器をトラッキングできるアプリケーションがOSSで公開されていること。
OpenHaystack

TU Darmstadtのメンバーがセキュリティ調査の過程でリバースエンジニアリングした成果で、元々のセキュリティ調査では脆弱性を見つけてAppleに報告し、対応済みだそうです( macOS Catalina 10.15.7、セキュリティアップデート 2020-005 High Sierra、セキュリティアップデート 2020-005 Mojave のセキュリティコンテンツについて CVE-2020-9986)。当然ながら、このソフトはAppleの承認は得ていません。そのためか、Mac側はApple Mailのプラグインとして動作します。機器側は、いくつかのBluetoothデバイスとRaspberry Pi 4を始めとするLinuxに対応しています。

とても興味深いですが、試すモチベーションがないので、試していません。いつまでAppleがこのような使い方を許すかわかりませんが、関心ある方は自己責任でどうぞ。

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