なぜAppleのプロセッサーは速いのか?
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先週、発売開始されたApple M1搭載のMacの素晴らしい速度が報告されています。元になっている、Aシリーズもこれまで、他社CPUより高速でした。速度向上に苦しんでいた68KやPowerPC時代からすると、信じられない状況。
Appleだけでなく、RISC対CISCが言われた後、多くのRISCプロセッサーはIntel系の性能向上についていけませんでした。今のAppleの立場は、当時のRISCベンダーです。
単なる時期の関係なのか、それとも設計やシミュレーションに使うツール類が進歩したからなのか。それは他社も同じなので、理由は別にあるはず。同じARMアーキテクチャーのプロセッサーの中でもAppleのそれは速いので、単なるアーキテクチャの差ではありません。Neural Engine等の内蔵はOSやアプリまで一社で開発する強みですが、CPUコア単体の速さとは関係ありません。Appleのこの勢いはいつまで続くのか?
趣味的興味とユーザーとしての心配に過ぎませんけども、どこかに分析はないものでしょうか。実は素晴らしい人材を多く集めた効果、でもいいのですが、他が真似できない何かがないとここまで続かないですよね。
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