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Microsoftの「Windows と日本語のテキストについて」を読んで

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単に自分の不勉強を痛感したきっかけですが、先週にMicrosoftが以下文書を公開していました。
Windows と日本語のテキストについて
既に大多数と思われるシフトJIS時代を経験していない人には何を言っているのか、何が悩みなのかわからないかもしれませんが、外字の使用を控えることを勧め、Unicodeを中心に、それにしか無い文字(㋿)や異体字(辺に対する邊)を解説しています。

外字ファイルをネットワークで管理・共有する仕組みはずっと以前に実現できたはずと思いますが、今さらMicrosoftにその気は無いようです。外字はローカルではなく、グローバルなシステムでの情報共有が困難なのは明らかですが、おそらく使っている人は何らかの避けられない理由があると推測します。

うかつにも知りませんでしたが、今はIPAmj明朝と言う「人名の表記等で、細かな字形の差異を特別に使い分ける必要のある業務等での活用を想定」したフォントがあるそうです。少なくともこれから人名等で通常のフォントに無い文字を使う場合は、このようなフォントを使うべきでしょう。

さらに「UTF-8N 」を知りませんでしたが、単にBOMの無いUTF-8でした。古いMac OS Xの時代、BOMが付いていないとFinderのビューア表示がされないことがありました。当時はUTF-8にBOMが必要な理由がわかりませんでしたが、今のmacOSでも当然のように不要なことに気づきました。いろいろなことに遅れていると思った次第。

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