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またAppleやっちまった

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またやっちまったのはこれ:
Apple contractors 'regularly hear confidential details' on Siri recordings
Appleの契約先が、Siriの一部録音を品質向上のために聞いていた、その音声には秘密であるべき情報も含まれていた、そうです。この後、Appleはこれを一時的にやめることを発表しています。
アップルはプライバシー上の懸念に応えてSiriの応答評価を停止中
Siriの処理のためにクラウドに上げられることはわかっていても、それを人が聞くことがあるのは非常に気持ちが悪い。特に今回は、誤って知らずにSiriが起動された場合も含まれているそうですから。

経緯含め、ちょっと後に出たITmedia記事がよくまとまっています。
Apple、Siriとユーザーの会話を人間が聞いていた件を認め、オプトアウト機能を追加すると約束

似たようなことは、アプリケーションが落ちた時の情報をあげるかどうかは、問い合わせされます。また、今回は、数ヶ月前にAmazonが似たようなことをしていて非難されています。その時に対処すべきことに気づかなかったのでしょうか。

また、なのは前回のこれがあるから。
Apple、旧型iPhoneの意図的減速について正式謝罪 バッテリー交換費を3200円に値下げへ

対象の現象や情報は違いますが、どちらもAppleの特徴と悪いところが出ています。
特徴は、できるだけ自動化しユーザーをわずらわせないようにすること。それで全てが上手く行く保証もないのに、代替手段がないことも多い。
悪いところは、それをユーザーに何も言わずにやってしまうこと。せめて事前に一言確認あれば問題ないのに。ある意味傲慢です。
Appleが今回の経験を活かし、3度目が無いことを期待します。

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