手段であるブロックチェーンを目的にしていませんか
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ここ数年のブロックチェーン流行りを見ていて思います。
ブロックチェーンを分散台帳と言う人もいますが、むしろ共有台帳でしょう。それはともかく、管理者が明確ならば、従来のデータベースで充分なことが多いはず。ブロックチェーンの特徴かつ欠点にもなる計算量、つまりは電力に見合う必要性があるでしょうか。ハッシュを記録していくだけならば、あえてブロックチェーンと言う必要もないですし。
多くで手段と目的を取り違えているのではないかと推測します。
それでも民間企業が取り組むのは自由ですし余計なお世話でしょうが、税金を使う官公庁や地方公共団体は慎重に取り組んでほしいです。最近気になったのは、つくば市の取り組みです。ネット投票の実現にブロックチェーンを使うそうですが、使う必要性はわかりませんし、あえて言うことでもないと思います。本質的なことでアピールしてほしい。
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