Raspberry PiをAirPlayレシーバーにする(発展)
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前回までの作業で味をしめ、今度は本宅でRaspberry PiをAirPlayレシーバーにしました。なんと言っても楽で、まともな音がすることがメリットです。本宅には第2世代AppleTVもあるのですが、48kHzに変換されてしまうのがなんとなく気になります。ところが、Raspberry Piに入れたShairport Syncは、以前のAirTunesと呼ばれていた時代の規格を使うので、44.1kHzです。
さて、本宅のアンプにはUSBはなく、S/PDIFの同軸端子しかあいていないため、新たにRaspberry Piに増設するボード、HiFiBerry Digi+を購入しました。Linuxの設定は、ドキュメント通りにやれば簡単。すぐにaplayコマンドで音が出るようになりました。
ところが、Shairport Syncの設定に手間取りました。とりあえず、16bit (S16) 88.2kHzで音は出るようになりましたが、24bitにできません。24bitの選択肢は3種類あるのですが、どれにしてもエラー。32bit (S32)にするとエラーは出なくなりますが、アンプから音は出ません。どうやら、HiFiBerry Digi+のALSAドライバーは、16bitと32bitにしか対応していない模様。諦めました。
当然と言えば当然ですが、Mac miniから直接アンプに出力と、このRaspberry PiのShairport-sync経由でアンプに出力で、少し聞いた限りは区別はつきません。こうなると高解像度の楽曲を持っていても無駄ですが、最近はMacのアプリ、BitPerfectが不調で音飛びするのであまり使っていませんでした。今回は簡便さの勝ちです。
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