Andy Rubin氏の新しい会社と製品はどうでしょうか?
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Andy Rubin氏の新しい会社、Essential Products。既に日本語ページもありましたが、残念ながら、Rubin氏をはじめとするメンバーの文章は一部しか翻訳されていません。
まずは彼のなぜこの会社を始めたのかの宣言が興味深い。
彼のblog、Why I started Essentialから引用すると、ポイントは以下6つ。
- Devices are your personal property. We won't force you to have anything on them you don't want to have.
- We will always play well with others. Closed ecosystems are divisive and outdated.
- Premium materials and true craftsmanship shouldn't be just for the few.
- Devices shouldn't become outdated every year. They should evolve with you.
- Technology should assist you so that you can get on with enjoying your life.
- Simple is always better.
まさに設立宣言です。日本語での解説は以下記事をどうぞ。
「Androidが作ってしまった不自由な現状を打破したい」 "Androidの父"Essential創業を語る
これを具現化したEssential Productsは、自らをAn entirely new type of companyと言い、会社の紹介ページには経営陣と社員全員と思われるリストまであります。
上の宣言は理想的と思いますが、経営が成り立つのか不安です。例えば、Phoneはロゴを入れないとか、本体をアップデートしてもアクセサリを買い替える必要がない、とか。
前者は会社の存在を直接アピールしないことです。消費者として理想的なことは間違いないですが、ブランドではなく仕様のみでの勝負となります。後者は進歩に制約がかかります。数世代の間互換性を維持することならば、他社だってやっていることです。
"play well with others"だって、今の他の会社だってやってはいるので、何が違うのか、これからが楽しみです。
一方、Essential Homeの紹介を読むと、使用しているAmbient OSがAPI to your homeと野心的。単なるインテリジェントデバイスではないところを目指していそうで、価格があまり高くなければ、試してみたい。
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