いよいよMade by Googleで本気か、Google?
先週のGoogleの製品発表イベント、Made by Googleを週末にYouTubeで見ました。映像は1時間半弱でした。幸いにして、わかりやすい英語。
いくつかの製品が発表されましたが、気になったのは2つ。
一つは、Google WiFi。
複数のWiFIアクセスポイントが連携して広い家で有効に使えるようですが、狭い我が家は一つで1階と2階だけで無く狭い庭にも十分に届きます。Googleの説明では、Small home or apartmentに相当するようです、ああ。広い家の多いアメリカならではと言うより、日本では特徴にならない感じ。広いオフィスではいいかもしれません。
それはともかく、Androidアプリの機能で、Family Wi-Fi pauseと呼ぶ、特定の端末を接続できなくする機能が特徴的です。子供に対して、食事の時間や寝るべき時にWiFiを使わせないことを想定しているようです。
もう一つは、スマートフォンのPixel。
まず、外観がiPhoneにそっくり。発表では、カメラの膨らみはないと揶揄していましたが、スペックではPixelが7.3 ~ 8.5 mm、iPhone 7が7.1mm。Pixelはカメラのある上部が厚いのでカメラが飛び出さないようです。ポリシーの違いでiPhoneはカメラ以外は薄くしたかったのでしょうが、外観はPixelの方が美しい。
ただし、Pixelもそのカメラのある上部が大きく異なる材質か塗装になっていて不恰好。アンテナのためかもしれませんが、なんでしょう。
色のネーミングが面白くて、Quite Black、Very Silver、Really Blueの3種類。(参考: Googleのネーミングセンスについて、その2「Quite Black」「Really Blue」「Very Silver」)
写真を見る限りは、Really Blueがとても僕の好み。
美しい画像の撮れるカメラも気になるし、iPhoneから移行するためのSwitchも提供されています。iTunesライブラリがある限り僕は変えませんけどね。
Google Assistantは、少なくとも今はAndroid 7.1の標準機能ではないそうです。Googleのハードウェアビジネスに対する本気を感じますが、差をつけられた他の端末メーカーはたまったものではありません。AndroidはGoogleのサービスを広く使ってもらうために開発・提供しているのだと考えていましたが、変わってきたようです。スマホ用のFirefox OSは既に無く、Ubuntu for Phonesも怪しいし、他の選択肢はWindows 10 Mobile程度。それをわかってのGoogleの行動かも。