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スマートデバイスは使う側の覚悟も必要

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先週はもっぱらスマートデバイスの提供側について書きましたが、使う側の意識と運用も重要です。
自分の使っているスマートデバイスに問題があったとして、自分が困るだけならば、自己責任の範疇です。しかし、他へ変な通信をして困らせる、他への攻撃の踏み台にされる等になると、社会的責任と成ります。

提供側は、IPAのドキュメントのような開発をしてセキュリティを最大限に高めるのは当然ですが、万一問題が発生したら更新を提供する必要があります。そのためには、製品寿命から保証期間を考え、何らかの手段で原資を確保しなくてはなりません。

使う側は、そのような提供元の製品を選択するのが第一。第二に更新を適応すること。ここまでは、PCと変わりません。さらに、問題があるのにも関わらず更新が提供されない、あるいは提供元がなくなっている製品の場合は、使うのをやめることが最良の選択肢です。

こんなことを言うのは簡単ですが、既にAndroidスマートフォンにはこの状態になってしまっているのものが多数あります。おそらく一発の開発で終了してしまったスマートデバイスもたくさん存在するでしょう。信頼できる提供元を判断するのは難しいし、直接的に製品に問題があるのかないのかも知る方法はなさそうだし、簡単にやめられるとも限らない。便利なようで大変な時が訪れます。国際的な認定制度と情報公開の制度でも作らないとダメかもしれないですね。でも、変に国家に統制されるのは嫌だな...

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