メガネ型デバイスで何をしたら良いのだろう?
話題のGoogle Glass。ちらほら感想を見るようになりましたが、デザインは悪いし、装着している姿は異様。でもデザインは改善でき、なんらかの理由で流行れば関係なくなるし。
競合になるはずのTelepathy Oneのデザインは、洗練されている感じがするので、参考になりますね。
次に指摘されているのは、プライバシーやセキュリティ。でも、これらはメガネ型デバイスに限った問題じゃなく、ウェアラブルデバイスに共通。Google Glassくらい目立てばある程度は回りが気づくので抑止になるから、他のコンパクトなデバイスの方が問題です。全体としての、ルールや何らかの抑制の仕組みは必要でしょう。
本当に重大と思うのは用途。一定の業務で役立つのは言うまでもありません。しかし、一般用途で、あえて目の前に邪魔な物をつけて、常に参照したり、アプリケーションを使うのはなんでしょう。Google Glassの紹介映像ではピンときません。何か潜在力は感じさせるものはあるのですが。
先ほどの競合Telepathy Oneの漫画カメラは、いくら試作と言っても、メガネ型デバイスを必要とするアプリじゃないでしょう。アイディアソンを実施したそうですから、その成果や、Google Glassの開発者バージョンを使っている人の創意に期待したいです。
と、ここまで書いておきながら、3週間, Glassの国のアリスになってみた: レンズの向こうに何が見えるかなを読んで、考えが少し変わりました。徒歩ナビは便利そう。また、著者が書いているように、レシピは手が塞がっているから便利かも。いずれも広い意味で業務系。デバイスの形状から当然かもしれないけど、何かをやりながら、補助してもらうような用途が向いているのでしょう。とは言え、一般的には四六時中必要ではないこれら。完全にケータイを置換できるか、安価ならば広まりそう。