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フレッツ サービス情報サイトへの接続は最低だ

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もっとひどいタイトルだったのは自重して変更しました。僕にしては長い今日の文章は文句がほとんどで中身はありません。最初にお断りしておきます。

フレッツ サービス情報サイトでは、NTT東日本のフレッツ・アクセスサービスの利用者に向け、フレッツ網/NGNまでの速度確認、工事等の情報取得、サービスの申し込み・変更等ができます。
でも、今回の僕は、そんなことをしたかったわけじゃありません。

フレッツ光メンバーズクラブのポイント交換を申し込みしようとして、はまりました。申し込みには、会員IDが登録されている「フレッツ光」契約回線からのみ申請できるそうで、「契約回線確認を行う」ボタンが表示されています。いったいどうやって確認するのか技術者として興味津々でクリックすると、契約確認画面が出てしばらくしてから、フレッツ光メンバーズクラブのポイント交換は、会員IDが登録されている「フレッツ光」契約回線からのみ申請できます。との無力感を覚える画面に。馬鹿にしているのかお前は? ちゃんとフレッツ光ネクスト回線からアクセスしているぞ。
ここで「接続サポートページ」なるものを見ると、フレッツIPv6セットアップツールをインストールしろ、とあります。説明に「v6setup.exe」を見て、さらに無力感を覚えることに。我が家はMacなんですが。
気を取り直して、詳しい情報を見ましょう。すると、サービス情報サイトなるところにアクセスしようとしていることがわかりました。接続方法の説明を読んで行くと、「Mac OS 10.4 / Mac OS 10.5」をご利用のお客様との案内があり、またまた無力感。そんなOSはありません、と言う揚げ足取りはともかく、もはや10.8なんですが。Windows 8も対象外のようだけど。
NTT東日本は、よほどポイント交換してほしくないようですが、まだ負けるわけにはいきません。くじけずに読んで行くと、ルーターの設定を変えるか、直接Macを接続することで対応できそう。
ここで、一昨年のWorld IPv6 Dayでのフレッツでのトラブルを思い出しました。こんな変な仕組みを提供していたからだったのですね。
6月8日、ネット環境によっては一部サイトに接続できない可能性 「World IPv6 Day」で

さて、ルーターの設定を変えるのはいやなので、一時的にMacを直接終端装置に接続することにしましたた。しかし...
直接接続して、サービス情報サイトにはアクセスできるものの、そもそものポイント交換のベージにはアクセスできません。サービス情報サイトはフレッツのローカルネットワークで、ポイント交換等のページはInternetにあり、両方のネットワークに同時アクセスできない限り無理。こんなことを平日の午前1時にやるんじゃなかった。
でも、ここで諦めたら2度とやる気が起きないので、次のようにして達成しました。

  1. 通常の経路(ルーター)からポイント交換ページにアクセスする
  2. 契約回線確認になったら、直接接続に切り替える
  3. 契約回線確認がうまくいったら、通常の経路にもどす

無事にできましたが、徒労感しか残らないのはなぜだろう、じゃなくて、当然。正当な客を苦労させてどうする? それとも僕がどこかで重大な見落としをして、はまり込んだのでしょうか。

NTT東日本に言いたいことは、ただひとつ。こんなユーザーにメリットのないことで、ユーザーに無駄な負荷をかけないこと。そもそも、NTT東日本との契約に基づく会員IDとパスワードを登録しているのだから、回線確認なんかいらないじゃないか。
プロバイダーへのアクセス回線しか提供できないNTT地域会社の特性はわかるものの、回線速度の計測をのぞいたら、NTT東日本ローカルに直接接続する必要性がありません。ユーザーのことを考えて設計し直すことを強く要望します。

最後に、今回の件で調べていて一番楽しい説明は以下。

Q: 1台のパソコンからサービス情報サイトとインターネットを同時に利用できますか?
A: サービス情報サイトはIPv6通信で提供するサイトのため、IPv6通信をご利用可能なお客さまはインターネットと同時に接続できます。

NTT東日本は、IPv6はインターネットでは無いと考えているらしい。もうやめたい。でもやめられない...

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