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電子書籍発散

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最近の電子書籍、参入が相次いで、何がどうなっているのか、よくわからなくなってしまいました。
選択肢が少ないのも困りますが、似たサービスがたくさんあっても選択に困ります。しかも、電子書籍の多くは買い切りでは無いですから、サービスが継続することが前提です。今がんばっている方々には悪いですが、これだけ似たサービスがあると、どれだけ生き残れるか。海外も状況は同じなのでしょうか。
既にこんなこともあります: Rabooサービス終了のお知らせ
サービス終了後もダウンロード済みの書籍は読めるとしても、いずれはハードウェアの寿命が来ます。僕の場合はあまりありませんが、長期保管したい書籍は、紙で買うのが安全となってしまいます。

こう思っている側から、先週もヤマダ電機やソフトバンクモバイル スマートブックストアの発表がありました。前者はポイントの利用、後者は料金が特徴のようです。ITmediaの記事によると、書店でも買えるとありましたが、ユーザーメリットがわかりません。

電子書籍サービスがどれくらいあるのか、こんなに違う――Nexus 7で主要電子書店のビューワを比較ストアガイドからまとめると、以下の11種類。
ニコニコ静画 (電子書籍)
BookLive!
紀伊國屋書店BookWebPlus
GALAPAGOS STORE
Kindleストア
ReaderStore
BOOK☆WALKER
GooglePlay ブックス
eBookJapan
楽天koboイーブックストア
honto
これらを見ていて思いついた適当な分類は、ハードウェアメーカー系、本屋系、専業、他のWebサービスからの参入、等になりそうです。だから何だと言うのはないのですが、これら全てのサービス、どう勝てる(少なくとも収益が出る)と思って参入したのかわかりません。品揃えにそれほど差があるわけでは無さそうだし、できることもに差は少ない。最後は価格競争しか無さそうで、最初に書いたサービスの継続性に多いに疑問があります。

僕は古くはPalmのころから電子書籍を読んでいました。その時、どこから買っていたのか多くは忘れてしまいましたが、未だにボイジャー社ががんばっているのは感動します。
なぜか最近はKindleの洋書ばかりなので、日本語の電子書籍は雑誌のみ。最近は、雑誌オンラインFujisan.co.jpです。当面の不満は、季刊のBMW BIKESが電子化されるのに一ヶ月半くらいかかること。せめて数日遅れにしてほしい。

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