かな入力の薦め
僕はかな入力しています。多くの人はローマ字入力ですから、アルファベットはどうやって入力するのか、よく聞かれます。問題ありません。アルファベットや数字は、ちゃんと英数字配列で入力します。入力する文字に合わせて、頭(手?)が無意識に切り変わります。
大変なのは、人のマシンを借りたりした時に、ローマ字入力すること。無意識に切り替わる頭を押しとどめてキー入力しないといけないので、とても苦痛です。それでもしばらく耐えて入力すると、慣れてくるから不思議です。人間の頭脳の柔軟さを感じます。
元々は僕もローマ字入力していました。きっかけは、ある時、1文字のために2文字打つことに疑問を感じたことです。PCの黎明期はローマ字入力なんて無く、直接カナを打っていたためか、無理矢理かなで入力するようにしたら、一週間程度でできるようになってしまいました。
すると、ねらい通り、日本語の入力が速くなりました。さらに、文章がうまくなる、提案が通るようになる、もてるようになる、等の効果は無いですね...
あえてデメリットを言うと、かなと英数の配列を切り替えないままに、逆の文字を入力してショックを受けることでしょう。これは、特に明確に配列を切り替えにくいWindowsでたびたび味わっています。
Mac OS Xのことえりだと、かなキーを押すとひらがなを入力するモード、英数キーを押すと未変換の文字が無い場合は半角英数を直接入力するモードになります。これは僕の入力スタイルにあっているので、とても気に入っています。しかし、僕の知る限り、Windowsでこのように設定できるIMEがありません。現在使っているATOKは近い設定はできるものの、変換無しに直接入力されるモードと、変換のモードが固く別れていて、かなキーを押しても、直前の変換モード時の文字種別になってしまいます。例えば、直前に半角英数を入力するモードだったとすると、かなキーを押しても、それになってしまいます。そして、上に書いたショックになるわけです。そのモードに切り替えるキーを押しているのに、そのモードにならないのはおかしいですよね。また、標準だとかなキーで英数とひらがながトグルするので、僕としては全く使えません。
MS IME 2003は、期待に近い設定すらできないので使っていません。
ところで、Macは今でもUS配列キーボードを選択できますが、以前はそれしかありませんでした。US配列にかな刻印もある、変な配列です。僕が初めてMacを購入した時は、見た目のすっきりさから、かな刻印の無いキーボードを選択しました。英数もかなもキーを見ずに入力しますから、全く問題ありません。
しばらくUS配列を塚っていましたが、職場がJIS配列主体になり、違う配列を使う時に混乱するようになったので、自宅もJIS配列にしてしまいました。
なんだか良くわからない文章になりましたが、かな入力をマスターすると日本語入力が速くなるし、偉大なチャレンジャーとして尊敬を集め、隣のライバルに勝てるかもしれません。