【読みたくなった】中田あっちゃんの『星の王子さま』のプレゼンがすごかった。
先日、テレビでオリエンタルラジオの中田あっちゃんが、『星の王子さま』のプレゼンをしていました。
まぁ、ビブリオバトルをテレビでやっている感じですね。5分で語らねばならない本家とは違い、尺はたっぷりありますが、非常におもしろかった。
『星の王子さま』というと、誰もが知っているんだけど、誰もが難解と感じたであろう作品、という点がポイントなのですが、あらすじを話しながら、その難解の理由や、作者の意図などをわかりやすく解説するという内容。構成作家さんの台本か、パーフェクトヒューマンあっちゃんの作かわかりませんが、見事でした。
もう誰もが「読んでみたく」なり、amazonでは直後から「星のお祭り状態」です。(笑)
わたくしもご多分に漏れず、昔読んだけれどわけが分からず、「ちっともおもしろくない」という印象をもったまま大人になってしまったうちのひとりです。
こういう作品っていくつかあるわけですが、本当に損していますよね。大ベストセラーには必ず訳があるのに、幼い理解力でチャレンジして、挫折&放置です。そして心のどこかでずっと引っかかっている。誰か教えて!と。
つまり、中田あっちゃんのビブリオは、この本を選んだ時点でほぼ勝ちが決まっていたのですね。
また、ついネットで調べてしまった、作者であるサン・テグジュペリの一生がまた非常におもしろい。
パイロットでもある彼は、第二次世界大戦の戦闘機乗りとして出動、撃墜されて亡くなりますが、敵のパイロットにも彼が参戦していることは知られており、「好きな作家とは戦いたくない」という人が多かったのだそうです。(よかったらWikipediaなどでどうぞ。)
享年44歳。わたくしは少し前に45歳になりましたので、なんだか感慨深いものがありますねー。
さて、話は変わりますが、わたくしが働いております文具業界で「星屑の王子さま」と言ったらこの人。
『文具少女ののの』の作者である星屑七号先生ですね。この「世界で唯一の連載中の文具漫画」ですが、45歳のおっさんも萌えキャラののちゃんの魅力にやられております。文具好きな方も、美少女マンガ好きな方も、ぜひどうぞ。
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