【久米信行さんに学ぶ】小さな会社のソーシャル(社会貢献)活動について(中)
前回からの続きです。久米さんの講義をまとめております。
企業のソーシャル活動を成功させるためには、兎にも角にもその筋のキーパーソンと関わりを持つことが重要ということで、人たらしであることが必要となってきます。
人たらし。久米さんはそういう表現はされませんでしたが、わたくしの咀嚼では、この言葉がぴったりくるかなと思っています。
キーパーソンに「取り入る」んじゃないんですよね。最終的には「仲間」になってもらわないといけないわけですから、媚びへつらっても仕方ない。
ただ、その人のことを大好きになって、まっすぐ愛の告白をする感じでしょうか。
それされたら、少なくとも嫌な気持ちにはならないし、うまくいけば「ちょっと気になる人」になっちゃうかもしれません。
いずれにせよ、お話しやすい関係に近づくことは間違いありませんよね。
これについても久米さんは記事に書かれています。
>>ググってウィキして、会いに行け
2009年の記事ですので、今ではこれにソーシャルメディアでの交流がプラスされるわけですね。
ストーカーみたいなのは困りますが、相手のソーシャル活用の間合いをちゃんと汲み取った上で、ご縁を育てていくというわけです。
(勉強会後の懇親会の様子)
さて、話は元に戻りますが、久米さんの考える小さな会社のソーシャル(社会貢献)化の手順を引用させていただきます。
中小企業をソーシャル化する7ステップ (社長自ら動けばみんながついてくる!)
1 経営理念と合ったソーシャル活動のテーマを選ぼう
2 そのテーマに合ったNPO法人とキーパーソンを探そう
3 社長と社員で達人を訪ねて、まずは活動に参加しよう
4 活動を手伝いながら、本業で役立てることを探そう
5 NPOとの協業を、ソーシャルメディアで逐次発信しよう
6 未来の社長候補は、各自の探求テーマの第一人者に
7 経営者はブリッジパーソン、新たな価値を創出しよう
非常にわかりやすいですね。
これ、活動がちゃんとハマってくると、すごく楽しくなっちゃうんでしょうね。わたくしの文具関連の活動(朝活会、昼の社会科見学、夜の文具イベント)も、自分が楽しいからやっているだけで、だからこそ続けられるわけです。そして発展性がすごい。
ということで、外から見ると「久米さんのところの社員さんは遊んでばかりいる」と言われたりすると。
うーん、きっとわたくしもそう思われているような気が。(^^ゞ
しかし、本業とソーシャル活動をどんどん混同して、さらにはソーシャルメディアも公私混同して発信、「働くように遊ぶ。遊ぶように働く。」
これが21世紀型経営(もちろん小さな会社に限るのですが)の理想形ではないかと言われています。
むむむ、ものすごく共感します。小さな会社でよかった!
そして、最後のブリッジパーソンという言葉。これがまた素晴らしいキーワードではありませんか。いろいろ思うところがあります。
そんな感じで、次回(最終回)に続きます!
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