【久米信行さんに学ぶ】小さな会社のソーシャル(社会貢献)活動について(上)
ソーシャルメディアの使い方のお話ではありません。
もちろんそれも含まれるのですが、もっと高次の、企業の社会貢献について、久米繊維工業の久米信行会長のお話を聞く機会に恵まれました。(クエストリーさん主催:ブランディングセッション)
わたくし、実は前職(商社の営業)で、アパレル向けのカットソー生地の課におりまして、売り先である墨田区本所界隈の縫製メーカーさんには日参していたのですが、その頃から久米繊維さんというのは他とは全然違う動きをされてて、いつも時代の最先端、何かと話題のメーカーさんでした。
しかし、その時は仕事での接点なく、いつしかわたくしも転職してネット通販を担当することになったのですが、相変わらず久米さんはトップランナーで、著作である「メール道」「ブログ道」といった本を読んで参考にしつつ、いつかお会いしたいと思っていたのでした。
そして今回、ついにお会いできた(しかも少人数制の勉強会で!)わけです。
感無量とはこのことですねー。もう、小さな会社の生きる道!のお手本、第一人者の方でありますから。
冒頭、久米さんはこう言われます。
「社会貢献活動って、大企業が儲けたお金でやるものと思っている方が多いと思いますが、違います。小さな会社には小さな会社のやり方があるのです。そしてそれは即ブランディング、即マーケティングという側面を持っています。」
なるほど、、、いきなり耳がダンボです。
事例を絡ませながら、お話は続きます。
「ソーシャル活動をするには、関連のNPOと組むのが一番。手伝い、巻き込まれて活動していくうちに、思ってもみなかった人、時にはセレブのような会えるとさえ思っていなかった人とコラボすることさえ起きてくる!」
むむむ、確かに。有名人と知り合うためにソーシャル活動するわけではありませんが、とにかくセレブのパワーはすごいです。小さな会社がこれをお借りしない手はありませんね。
つばめやも文具のイベントを非営利でやっておりますが、文具大好き芸人だいたひかるさんの力はすごいですもんね。
また、関連のNPOやその周辺にいる人たちは、そのテーマについての情報感度も高く、未来のお客様になる可能性も大きいと。
そこを当て込んで近づくのはいやらしいですが、実際そうですよね。
しかし、ただNPOやその筋で有名な方と組もうと言っても、どこの馬の骨かわからない小さな会社が最初から相手にしてもらえるとは限りません。
そこで、「人たらし」の術が必要になってくるわけです。
これを、ソーシャルメディアを最大限活用して行うわけですが、続きはまた明日!
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