【決めました】わたくしは75歳の誕生日に死にます。2046年9月15日です。
昨日は、ビジネスボンドという経営者の交流会に参加させていただきました。わたくし自身はめっちゃ平社員なのですが、以前こちらで講師を務めた関係で、特例措置ということで末席を汚させていただいております。
毎回幹事さんが趣向を凝らした会を催してくださるのですが、(いつもは大体お店を借りきって講演+懇親会)昨日はなんと講師の先生のお宅にお邪魔してのパーティー形式という、初めての企画でした。
50人近くがパーティーできる家ってどんなでしょう。
そう、高級マンションのペントハウスです。33階建ての32階。33階はプールやエステ、ゲストハウスなど、共用施設が入っていますので、実質的な最上階ですね。しかも角のお部屋ですので眺望も満点です。
ううう。((((;゜Д゜)))
それはそれで、庶民としましては十分にショッキングだったわけですが、講演内容にもっともっとガツンと刺激を受けました。
講師の先生は、大坂靖彦さん。
簡単に言えば、「四国の家電王」でしょうか。年商7000万円の家業の電器店をチェーン展開、最終的にケーズデンキのフランチャイズチェーンとして400億円を超える企業に育て上げた方です。(現在はご子息に事業を継承。)
今は、日本初の非営利株式会社を設立、また大坂塾という私塾で後進の指導にあたるとともに、若いころお世話になったドイツへの恩返しということで、多くの交流事業を手掛けられています。
大坂さんの論旨は深遠かつ単純明快。
・時計やカレンダーは目先の暮らしの目処をつける。人生に目処をつけるための「コンパス」を持つ!
・自分が死ぬ日を決める。究極の期限設定をすることで本当の「人生設計図」ができあがる。
・普通の人間でも「戦略」を立てることで天才・秀才に並び、抜かすことができる。
・事業成長のカギは「オペレーションシステム」にあり。誰もが仕事をこなせるマニュアル、モチベーションをキープする制度を刷新し続ける。
・経営者は業界動向を分析し、それに対応した「数字」を現場に目標としてきちんと伝える。
・時間差、地域差、環境差、考え方の差(ギャップ)を利用して売る。
・基本的にコントラリアン戦略(人の反対、逆張り)。
・ずっと右肩上がりの成長はありえない。一時的な縮小も筋肉質への転換ととらえ、時には思い切った商売替え、業態変更も辞さない。
経営者じゃないですけど、ドバーっと脳からアドレナリンが出るのを感じましたね。いかに自分がその日暮らしをしてたか、恥ずかしくなります。
もちろん、期限を決めて取り掛かるというセオリーは、世界中のビジネス書、自己啓発書に書かれていることではありますが、実際にそうして猛然と進んでこられた方の口からお聞きすると、迫力が違いますし、「死ぬ日を決める」というのも、体中の毛穴が開きそうな衝撃がありました。(珍しく一番前の席で拝聴)
ということで、こういった講演の弱点、「どんなに感動してもすぐやんないと忘れちゃう。」のを回避すべく、わたくしは今ここに自分の死ぬ日だけでもまず決めたいと思うのです。
本当は平均年齢以上生きたいような気もしますが、どうも自分は体が弱く、そうは長生きできないだろうと考えて、75歳で死ぬことにします。
さて、本題はこれからです。これから逆算して、やるべきことを書き出し、何をいつまでにやっていくか、決めねばなりません。それはお見せすることはないと思いますが、予定命日だけでもここで公言させていただき、自分への鞭といたします。以上、見届けていただき、ありがとうございました。m(_ _)m
最後に、大坂さんのオススメの本、一冊シェアさせていただきます。
経営は「実行」〔改訂新版〕 ラリー ボシディ,ラム チャラン,チャールズ バーク 日本経済新聞出版社 2010-10-07 売り上げランキング : 118097
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