【新社会人のみなさんへ】今日だけは先輩風吹かせてください。
4月から新社会人となったみなさん、とってもとってもおめでとうございます。
今はもうすべてがキラキラ?してて、やる気満々?だと思いますけども、わたくしの経験から、新人のうちからこうしたほうがいいかもしんない、という点を思いつくままに書かせていただきますので、わたくしと波長の合う方は参考になさってください。
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(↑ちなみに、これが何かわかる方はなかなかのアメリカンドラマ通ですねー。)
まず、どんな部署に配属になるか知りませんが、とにかくその部署で、3年は徹底的にそこの仕事を覚えましょう。中途半端はダメです。
もちろん、ある程度、年を経ないとできない交渉術などは、先輩には敵わないでしょう。それは仕方ありません。でも、知識などの詰め込めば得られるものに関しては、貪欲に貪欲にがっついて、吸収してしまいましょう!上司や先輩に遠慮することはありません。彼らより詳しくたっていいんです。(それくらいの意気込みでやんないと、一目置かれるようにはなりませんし)
「今いる部署は、本当にやりたい仕事じゃないから、テキトーに。」
これは一番まずい。
社会人になって初めての職場でこういう考えでは、その後、万が一お目当ての部門に行くことができても、もうあなたは使いものにならないと思います。だって仕事の覚え方、努力の仕方のタイミングを逸してしまっているから。「おれはやる気を出せばいつでもできるから大丈夫!」
違うんだなーこれがw (こういうのは悲しいかな後でわかるもんです・・・後悔の念を込めて)
また、まわりの目も違うはずです。
一生懸命やってる若いもんは、必ず応援してくれる人が現れます。もし直属の上司でなくても、他の部署のエライさんや先輩がきっと見ています。そして、あなたを良い方向へ導いてくれる!
そういう意味では、社内の横のつながりはなるたけ活用したいところです。例えば、サークルなどがある場合は、積極的に参加すべしですね。酒の席も、どんどん連れてってもらう!顔を知られていないのでは、存在しないのと同じですからね。
あ、同期会の幹事は進んで引き受けるといいと思います。みんなの情報があなたに集中します。
同じ意味で、社外にもいろんな(趣味やら、土地の縁やら)ネットワークを持っておくのも有効。まぁ、これはソーシャルメディアの世の中ですから、普通にやってますよね。おじさんは最近の若い人について、そこんところが非常に羨ましいです。(笑)
渋い所ところでは、県人会のような組織もベタですが入会されるとよいでしょう。地縁というのは本当に強く、ビジネスの現場でお会いした方に、地元が同じというだけで贔屓していただけたことは、これまで計り知れなくあります。「オレはコネなんて必要ない。実力だけで勝負するぜ!」なんて、間違っても思わないことです。(笑)
話は元に戻りますが、なんでもスタートダッシュが重要です。ですからしつこいですが最初の数年はがむしゃらに突き進みましょう。大器晩成という言葉もありますが、ああいうタイプの人でも、若い時には思いっきり努力しているものです。年とってからでは、努力したくてももうできないですし。
不思議な話ですが、人って、知らずといろんなグループに所属していたりするものですが、「やる気の度合いが同じ人」というグループ(のようなもの)もあるんですね。
以前東進ハイスクールの先生の記事を書いた時に、スッと腹に落ちたのですが、やる気レベルが同じ人同士というのも引き寄せ合い、自然と仲間となります。そこには、同輩もいたり先輩もいたり、もっとエライさんもいたり。
そのレベルが高ければ、当然よく言うところの「上向きのスパイラル」に乗っかるわけですし、低いレベルの仲間でしたら、飲み屋でグダグダ人の悪口を言って下降していくのです。
というわけで、当のわたくしがかなりグダグダ書いてしまいましたが、とにかく入社して数年が一番大事。その会社内でのことだけでなく、生き方そのものにまで影響を及ぼします。
部活などで厳しい練習に耐えた人ならわかると思いますが、「あの時、あれだけ苦しい練習に耐えたんだから、こんなもの大したことない!」と思える人は強いです。
先日初めてお目にかかって驚いたのですが、「体育会系の学生専門の人材派遣業者」さんがいらっしゃるんですね。体育会出身の学生さんは「かなりの高値で取引」されているそうです。体育会でビシビシ鍛えられた人は、社会人のスタートダッシュも何の問題もなく頑張れる人が多いからだと思います。(そして実際その後も順調に戦力になる可能性が高い!)
ですから、そういう体育会系の同輩に負けないためにも、まずは最初の部署で頑張り抜くこと。くさらず3年、やってみてください!
そう、そうすると5月病にかかるヒマもなくなるんです。(笑)