オルタナティブ・ブログ > 普通のおじさんとソーシャルメディア。 >

小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

40になって、やっとわかったこと。

»

今年は、40歳になります。たまに「童顔ですね。」と言われることもありますが、歳は間違いなくとっていきます。

で、最近気付いたことがあります。新しい発見ではなく、そう言われてもわからなかったことが、やっと理解できるようになったというか。

それは、「歳を取れば、人間はそれなりに賢くなっていく。」ということ。

若いうちは、体力も記憶力もあるので、無敵のように思えるが、経験や知恵がない。逆に歳を重ねると、体力や記憶力は落ちていくが、経験を積み、知恵が備わる。余裕も出てくる。

当たり前のことなんですが、最近までよくわからなかったんですね。
それが、少しずつわかるようになってきました。実感するんです。

若い頃、何でこんなことで悩んでいたんだろうってことが増え、何の気なしに処理できちゃうようになる、こうきたらこうすればいいという切り返しがスムーズにいくようになる。などなど、20代の頃と全然違う反応をしているな自分って思う瞬間が、たまにポツポツと現れるわけです。

変に力まないから、いつも落ち着いていられるとかもありますね。
もちろんここぞというときの瞬発力は、ビジネスにおいて必要なんですけど、その局面でも、常に冷静でいられることは重要です。

そう考えると、歳を取るのも悪くないなーと思ったり、「村の長老は偉い」というのはこういうことだったのか、ということが本質的に理解できたり、なかなか面白いです。

だから、年長者の意見というのはこれまで以上に尊重したいし、もちろんその人のことも尊敬もしたい。

でも、圧倒的な権力を持ってしまうと、なぜか長老もおかしくなってしまうんですよね。

北アフリカの某国で何十年も独裁をしている人。
選手の気持ちは無視してナイターをやりたがる某球団の人。
花見は自粛せよって圧力かけちゃう人。

とか。
どの人も素晴らしい人材なのに、どうしておかしくなっちゃうんだろう。
とりあえずそういう才覚もないし、そういう立場にもなりそうもないので、自分がおかしくならないのは有り難いことだと思っております。

あれ、何が書きたかったんだっけw。

Comment(2)