ドラマ化のためにキャスティングしました。
友人の(と言うのも恐れ多いのですが)渡瀬謙さんが、また新刊を出されました。
ジャーン!
そうです。集英社さん、ちょいと色気を出して、何匹目かのドジョウをなんとやらですw。あ、渡瀬さんの名誉のために言っておきますが、この装丁はご本人の意志とはかけ離れたところで決まったそうです。(本の企画自体3年越しなので、あのベストセラーとは無関係ですし。)
ということで、内容は渡瀬さん初のビジネス小説。新人ヒロ君が、大失敗をやらかしながら、社会人のなんたるかを学んでいく、甘酸っぱい青春ストーリーです。
面白かった!
グイグイ引き込まれるので、40分くらいで読めます。わたくしは帰りの電車で夢中になって、一駅乗り過ごしてしまいました。
何というか、自分の新入社員のころを思い出しながら、かなりキュンときましたね。
仕事しながら徐々に自分も気付きを得たこと、もしくは新人の自分にはついにわからなくて、数年経ってやっとわかったことなど、いろんなことを思い出しました。
最後のどんでん返しというか、たねあかしも楽しいです。
この春、晴れて新入社員となる諸君!サクっと読んでみたら?
加えて社長さん、人事部長さん、これはぜひ新入社員のテキストにしてあげて欲しいです。本当は現場で苦労して学ぶものなんでしょうけど、最近は先輩も教えたり育てたりするのが苦手な人が多いと聞きます。
ですからこういうヒント本が胸に刺さってくれれば、それはそれでいいのではないか?という気もします。
で、集英社=大手=マスコミとも結びつきが深い、それに加えて、章立てが1年間=12のストーリーになっており、「それっていわゆるテレビの1クール?」ということから、勝手にドラマ化を勘ぐっているのですが、ドラマ化の醍醐味、キャスティングをこれまた勝手にさせていただきましたw。
ヒロ(ダメダメ新入社員)・・・二宮和也(今のところ彼しかいない、、、)
柏木さん(受付嬢。ヒロが思いを寄せる)・・・石原さとみ(上戸彩と迷いました。)
レイコさん(有能で美人の先輩)・・・香里奈(広末さんと迷いました。)
井川(クールで優秀な同期)・・・錦戸亮(ニノの好敵手!)
大森先輩(関西弁の先輩スーパー営業マン)・・・ぐっさん(赤井英和と迷いました。)
西島課長(ちょっと頼りないけどいい人)・・・温水さん
神崎部長(厳しくも人望厚いリーダー)・・・三浦友和
アジア商会の船本さん(温厚なお得意様。ヒロのミスのせいでクビに)・・・堺雅人
アジア商会の国友さん(船本さんの後任。ヒロを突き放す)・・・ホリエモン
そうじのおばちゃん(実はとんでもないキーパーソン)・・・赤木春恵
※オフィシャルサイトがある人だけリンク。
読んでいない方にはイメージしようがないと思いますが、かなりの自信作です。
実は渡瀬さんもキャストを「妄想」しているそうで、答え合わせが楽しみです!