【ブロガーさん向け】とんでもないお店に行ってきました。
昨日は、Twitter上で何となく発足した、「貝を食べる会」の2回目の定例会でした。前回はバケツのムール貝を食べたのですが、今回は直球!ということで、貝をひたすら焼いて食べさせてくれるというお店に行きました。
これがとんでもないお店でして。
築地の本願寺裏、倉庫をテキトーに改装した、きったないお店。
看板も何もありません。
入るとまず、マスターが
「うちは飲食店じゃないんです。店舗型の流通業ですので、サービスしませんから。料理らしいこともしません。旨い貝は下手に料理しちゃだめなんです。」
とぴしゃり。
ど、どんな人やねんと思ったのですが、そう言いつつ、最初から最後までしゃべりっぱなし!
完全にワンマンショーでした。
徐々に明かされる(というか勝手にしゃべってくるんですけど)マスターの過去。
何と!元アイドルです。
Flash「電光石火」(真ん中の赤い人↑がマスター)
マスターによると日本発のファンクソウルユニットだそうです。
さて、そうこうしながら貝が焼かれていきます。
貝を焼く匂い、伝わりますでしょうか?
味付けなんもしない!焼くだけです。築地で仕入れた新鮮かつ高級な貝(原価率半分だから儲からないって言ってました)をただただ焼いて出してくれます。
やばいです。
貝の汁が、ジュウジュウ泡ふいてます。
どう考えてもやばいです。
巻き貝の、あの奥のほうのぐにゃぐにゃした部分を取り出そうとみんな必死です。
なかなか出ないんですよねw。
さて、宴もたけなわ、お酒もすすみ(マスターものっけから呑みながらやってます)、ワイワイガヤガヤな雰囲気の中、おもむろにマスターがギターを持ち出して、、、
(どっかで聴いたことあるような気もしますが)マスターの即興オリジナル曲「初めての・・・」
というか、わたくしはこんなお店が初めてです。(笑)
お客放っておいて、その曲のカラオケを作るマスター。
(店にレコーディングできるフルセットが置いてあります)
そうこうしているうちにも、貝はどんどん焼けていきます。そしてどんどん大きな貝が出てくる~。
貝の会、名誉貝長の中山さんにお聞きしたんですが、地方の海産物って、いいモノは全部築地に集められて、地元には残り物しか出回らない現象も多く起きているとか。東京ってホント贅沢な街です。
最後に鍋が出てきました。ついに「料理」をするみたいです。巨大な貝がゴロゴロと投入されます。これが、、、
こうなって、、、(貝のエキスが出過ぎてドロドロになっております)
最終的には~
〆のうどんが入りました。贅沢すぎる、、、
いやー、しかし参りましたです。
久しぶりにこんなに濃い人にお会いしましたですね。楽しかったー。
もうみんなノリノリになってしまい、ワインがポンポン空いてゆき、普通の飲み会の倍くらいかかってしまいましたけど、これでもかというほど旨味爆発の貝、そしてマスターのエンターテインメントに、まるでディズニーランドに行ったごとく、「高い」と思わせないひと時でした。
マスター、ご馳走様でした。
山田さん、幹事役ありがとうございました。
貝の会のみなさん、お疲れ様でした。(いろんな意味でどっと疲れたと思いますw。)
次の定例会は4月って感じで。
ブロガーさんにとっては、ネタの塊のようなお店ですよー。
(予約して行かれることをオススメします。)