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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

自分を知る。「ルーツの旅!」

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似たような名前のバラエティ番組がありますが、わたくしのほうは「ルーツ」です。

実は先日、子供を名古屋の実家に一週間「合宿」させるために預けに行ったのですが、一泊二日のタイトなスケジュールの中、二人の祖母の家にも顔を出してきたのです。(祖父はいずれも他界)

父方の祖母は97歳。見事にボケていて、自分の4人の息子の名前もあやふやですが(もちろん孫のわたくしは誰だかわかんないみたいです。)、元来の明るい性格で、長男(わたくしからすれば伯父さん)家族と毎日ニコニコと暮らしています。家族の献身的&愛情いっぱいのお世話で、幸せな老後だと思います。今回は曾孫を連れて行きましたので、その元気も受け取って、食欲も倍増、ビールもグイグイ飲んでました。(その後むせてたけどw)

母方の祖母は87歳で、やはり少しボケが進行しています。(でもわたくしのことはわかるし、曾孫のこともいつも来るのを楽しみにしています。)また足が悪いのですが、なるたけ運動するように、主に世話をしているうちの母(長女)がリハビリを頑張っています。母は同居ではないので、すごいハードに通いながら、やはり献身的に世話をしてくれています。

思うんですけど、「ご先祖様」なんて言って、お墓に入っている人、仏壇にいる人のことは崇め奉りますが、曾お祖母ちゃんなんて、実は一番身近な「祖先」なわけで、子供にはなるたけ一族のお年寄りに会わせたいなと。

子供はどこまで感じてくれたかわかりませんが、「この人がいなければ自分達もいない。」という人生最大のキーマンですから。
確かに一方はボケてて、一方はまだ幼稚で、まともに会話は出来なかったりしますけど、DNAレベルで何かわかり合う部分はあると思うのです。

でもって、パーソナルブランディングについて探求しているこのブログけれども、「自分って何なんだ?」という問いの答えが、ここにひとつあると思うんですよね。
「自分はこのお祖母ちゃんたちの分身」だと考えれば、どうやって歳を積み重ねていくか、何となくわかりますし、その道から外れて変に背伸びしていないか、ご先祖様に恥ずかしいことしていないか、チェックする的な、また自分の基本・基盤を教えてくれる、そんな存在なのかもって。

来週から、本格的にお盆WEEKです。
あまり実家や本家に帰っていない方、たまにはご自分のルーツをしっかりと感じて来られてはいかがですか?

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