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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

240分の30でした。

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今年に入ってから、ちょくちょくTwitter関連のイベント、集会、飲み会、そこから派生した交流会やセミナーなどに参加させていただき、そこでいただいた名刺を、昨日エイヤっと名刺フォルダーに収納したら、ちょうど240枚入りのものがいっぱいになりました。

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ざざざっと見返してみる・・・・・・

話し込んだ方と美しい方は確実に覚えているけど、顔まで思い出せない方はかなり多いです。(わたくしの記憶力が普通より劣っているのもありますが)
しかも覚えている方でも、街でばったり会ったら、「おお、○○さん!」と瞬時に出てくるかと言えば、かなり怪しいです。

でも、そんな名刺フォルダーの中で、やはり見返すたびに記憶がどんどん明確になっていく人たちがいます。

そう、名刺に写真を入れている人です。

写真が入っている他は、そんなに工夫されたところのない名刺でも、不思議と印象はどんどん強くなっていきます。ザイエンス効果ですよね。
会った瞬間の印象はそんなに強力でなくても、名刺フォルダーに納まってからジワジワと印象を濃くするんです。これはやらない手はないと思うのですがどうでしょう?

さて、せっかくなので何人の人が写真入りにしているか、数えてみました。
ほとんどは、仕事が終わってからこういう場に出ていらっしゃる、いわゆる「熱心な方」「意識の高い方」と呼ばれている方々です。

結果は、タイトルの通り240人中、たったの30人!

ですから、今すぐに写真を入れれば、間違いなく「人より覚えられる可能性が大幅にアップする=相手の人脈になれる確率が上がる」んですが、こうやって書いてもなかなか普通は動かないんです。(笑)

2年前に名刺の本を出したときからずーーーっと「写真入れないともったいない!」って申し上げているのですが、自分の力不足を痛感するばかり。
100年続いた「日本の名刺」の文化・常識を変えることは、やはりそう簡単ではありませんね。

もちろん、こういうものは結局は好みなので、「写真は入れん!」という方はスルーして下さい。m(_ _)m

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