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もしも洞察力があったなら……。

あなたの仕事をみんなに説明できますか?(あなたの仕事を小学生に説明できますか?へのオマージュ))

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今日も触発シリーズで・・・

川上さんの「あなたの仕事を小学生に説明できますか?」に触発されました。

たまたま一昨日、6歳の長女が、とある算数の文章問題を解いていました。その問題には計算問題の式だけではなく、その考え方について解答する欄も。開口一番長女は「なんて書けばいい?」と聞いてきたのです。

すると親は「自分がどう考えたかを書くんだよ。もし、このことを人に説明するとしたら何と書く?」と言ったのです。本人は数秒考えてからすらすらと書き始めました。本人がちゃんと理解していたから、書くことができたのでしょう。

さて、ここでちょっと飛躍を・・・

説明責任、という言葉があります。私たちは利害の関係者、あるいは利益の共有者に対する説明責任を求められる場合があります。この言葉はとても重いですね。その重さの背景には「説明するからにはそのことを十分理解している」ということが求められます。当たり前と思われるかもしれませんが、これは実は簡単なことではありません。覚えた知識を披露するだけではなく、結果に対するその動機やHowなどを当事者意識をもって臨む必要があるからです。責任ある立場の人が他人ごとのように相手に説明していたとしたら、その内容を信頼できないばかりか、その人や組織まで不振に思ってしまうことだってあるでしょう。

説明責任をきちんと果たせる人やチームや組織は、その洞察に敬意が払われるだけでなく、信頼という貴重な果実を得ることができるでしょう。この信頼関係は、他者との関係を継続的に築くためにとても大切なのです。

だからこそ、私たちは様々な方に自身の仕事や事業のこと、あるいは必要に応じて個人的なこともご説明して納得いただくように努めていかなければなりません。これを完璧にこなすのは、それはもう簡単ではありませんが、日々そこに向かってまい進していきたいなと、強く思ったのでした。

*もうちょっと別のことを書こうとしたのですけど、今日はここまで。See You Next Time!

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