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もしも洞察力があったなら……。

iPadをiOS4.2にアップデートした

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勤労感謝日の昨日、WiFi32GモデルのiPadをさっそくiOS4.2にアップデートした。(あえてここではアップグレードという言葉を使わないでおきます。)

変化を求めてやまない私。何か行動を起こすときに必ず自分に問うているのは、「そのアクションはイノベーションをもたらすか」というシンプルなもの。iPadのアップデートは、発表内容を読む限り、これまでの使い方に大きな変化を与えるものだと結論付けた。次の二つの機能が特にそうだ。

1)マルチタスク

2)フォルダ機能

*残念ながら、AirPlayやPrint機能は、肝心の映像機、印刷機が対応していないため、未利用。今回はコメントを見送ることにした。

さて、事前のデータ同期を怠っていたためか、インストールを完全に完了するまでに小一時間とずいぶんかかってしまった。再起動した画面をじっと眺めてみると、少なくとも見た目には変化は見られない。本当にアップデートが行われたのかどうかを一般設定の画面で確認すると、確かにVer4にかわっていた。ちょっとうれしくなる。

試しに、Safariを起動して、□ボタンを2回連打すると、画面の下部にランチャと思しきアイコンが現れる。好きなアプリをタップすると起動する。切り替えもスムーズだ。メールを見つつ調べ物をするなど、PCでは当たり前だった切り替えが手元でサクサクできるようになった。これは便利だ。

*NLL関連のニュースが飛び交ったが、早速iPadでニュース検索、画像確認、数時間後に映像確認と、マルチタスクを活かした検索ができた。従来よりも効率は上がったと言えるだろう。

次に、フォルダ機能だ。iPad導入以来、なりふり構わず必要なソフトをダウンロードしてきた身としては、7ページに増えた従来のスクロールは、ちょっと面倒な作業になっていた。フォルダ機能は、各アイコンを長タップして移動可能状態にした後、アイコンを別のアイコンにドラッグ&ドロップをすれば自動的にフォルダが生成される。これは直感的で簡単だ。

デスクトップに生成されたフォルダをよく見てみると、「仕事効率化」「天気」「ゲーム」「娯楽」など、勝手に名前がついている。さらにアイコンを動かし、何通りかの掛け合わせをテストしたところ、どうやらフォルダ名はドラッグしたアイコンのアプリ属性に引っ張られてフォルダ名がつくようだ。例えば、お天気ソフトをゲームの上にドラッグ&ドロップすると、フォルダ名は「天気」になる。“キーノート”など、プレゼンアプリをドラッグ&ドロップすれば、フォルダ名は「仕事効率化」になるなど。

Ipados4

これらのほかに確認したことと言えば、メモでフォントが選べるようになったこととか、メールが若干使いやすくなったとか、あるにはあるが、ユーザの利便性で考えると、このあたりはマイナーチェンジの部類かな。

そうそう、カレンダ機能がずいぶんと改良されていて、以前のバージョンよりも格段に使いやすくなっているのはありがたかったな。

*ついでに真夜中に第43話「脱出」をみた。何のついでかと言うと、iOS4.2版iPadを駆使して「ア・バオア・クー」の由来を調べ抜いたついでだ。テレビ版最終章は25年ぶり。

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