冬季オリンピックでルールがよくわからない競技の代表格:カーリング
オリンピック、見ていますか?
早起きをすればするほど、競技観戦がしやすい今回のバンクーバーオリンピック。バンクーバーといえばアメリカ西海岸とほぼ同じタイムゾーンですから、そりゃそうですよね。
さて、冬季オリンピックといえば、タイムアタックが中心となる競技が多く、それ以外では、技を競い合うフィギュアスケートなど、詳しいルールは知らなくても、おおよその優劣や、すごさをちょっと見ただけで理解できそうです。
しかし、、、カーリングはいかがでしょうか。カーリングといえば、マンガの「ちょっとヨロシク!」が有名ですが、これを読んでいたのはきっと今のアラフォー世代でしょうから、もう少し若い人たちには、カーリングに直接興味を持たない限り、なかなかルールを知る機会には恵まれないかもしれません。
ブロガー大先輩のShikeさんは、カーリングやラグビーの愛好家のようで、本日の日米初戦もTwitterで中継を試みています。実はこうしたファンの方が身近にいたりして、頼もしいですね。
で、そのカーリングのルールなのですが、詳しく載っているWikipediaから一部抜粋をしてみますので、さらに詳しく知りたい方は、熟読してみてください。
4人ずつ2チームで行われ、目標とする円をめがけて各チームが交互に8回ずつ石を氷上に滑らせる。石を円の中心により近づけたチームが得点を得る。これを 10回繰り返し、総得点で勝敗を競う。高度な戦略が必要とされ、その理詰めの試合展開から「氷上のチェス」とも呼ばれる。
(中略)
カーリングにおいて、ゲーム中の1回の攻守はエンド(end)と呼ばれる。試合は8エンドか10エンドで行われ、またこの他に各チームに持ち時間が与えられる。冬季オリンピックなど公式な試合では10エンド、持ち時間73分で行われ、1分間のタイムアウトを2度とることができる。また、第5エンドが終了すると休憩となる。持ち時間がなくなった場合、ゲームが終了していないチームはその試合を没収される。
・・・以下続く(Wikipediaより)
つまり、頭脳と身体を同時に使う、過酷なスポーツなのです。緻密な計算のもと、精度の高い攻守が求められるということで、かなり選手は消耗をするようです。とくにスウィーパー(掃き手)は、短時間にストーンの着地場所をコントロールするための「掃く」アクションをとるため、かなりの体力を必要とするとか。もちろん、投げ手やキャプテン(スキップ)だって、戦略-戦術実行を行うための頭脳を使いますから、「糖分がほしくなる」くらいくたびれるそうです。
ルールがわかると急に面白さが倍増するのがオリンピック競技。普段は野球だサッカーだと話題にしている諸兄も、この機会に、まだまだ知られていないスポーツ談義をしてみてはいかがでしょうか。
補足:日本が初戦、勝ちましたね!
補足:わかりにくい表現をちょこっとなおしました。