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もしも洞察力があったなら……。

花粉症はもう始まったのか

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年初から、妙に目のまわりがかゆくなってきた。おまけに鼻の調子もよくない。これはもしかして花粉症が早くも発症か?といくらなんでも早すぎるが、念のために調べることにした。

いわゆるスギ花粉は、早くても1月下旬から徐々に始まる、のだそうだ。予想としては、2010年は例年よりもやや少なめとか。・・・ということでいくばくかの安心感を得たのだが、そもそも例年がいかほどのものか、それが自分にとってどれだけのつらさなのかがよく理解できていないので、今のところは想像するしかない。なんだか宙ぶらりんな気分だが、少なくとも、スギ花粉はまだ始まっていないことが理解できた。

しかし、目はかゆく、鼻は調子が悪い。
無理やりだが、目下の結論としては鼻の調子が悪いのは季節の変わり目にひいた風邪の名残り、目がかゆくなってきたのはきっと正月あけに急にパソコンと激しくにらめっこを始めたので、疲れ目やドライアイやらいろいろ出てきたのでしょう、と納得することにした。

調子悪い鼻のまま電車に乗ったりしてはいけない。くしゃみでもしようものなら睨まれること必至だからだ。マスクを携帯し、他人様の迷惑にならないように配慮しつつ、一方で、疲れ目・ドライアイに効きそうな目薬を調達してみた。

刺激の強いのや、ビタミン入り、かゆみ止めや、コンタクトユーザー用やら、薬局には様々な目薬が症状や用途別に売っている。実のところ、どれにしようかすごく迷ってしまった。目薬は今まで何種類も使ったことがあるが、ふと目に留まったのは今まで試したことがない種類。ドライアイ用につくられた「トローリ」系のそれである。(写真)

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実際にさしてみると、なるほど、ちょっととろりとしていて、瞼に留まる感じだ。刺激は少ないが、冷たくってとても気持ちがいい。

成分を見てみると、

コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、なるものがたくさん(100ml中500mg)含まれている。これは、角膜を保護する役割の薬品で、点眼液には幅広く用いられているそうだ。それと、ヒプロメロース(100ml中350mg)。これがトローリ感を演出する高粘度の保水成分なのだそうだ。塩化ナトリウム(100ml中300mg)は、目薬を涙に近い状態にして体になじませるもの。これも結構含まれているんだな。

たかが目薬、されど目薬。目的や用途によって成分が異なることを再確認した。これからの季節、ますます必要とする方もいるだろう。薬局では、成分の確認をしながら選んでみると思わぬ発見があるかもしれない。


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