公共空間、全面禁煙に?厚生労働省の検討委員会による、飲食店など人が集まる場所での全面禁煙にすべきという報告について
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(09.03.05日経新聞34p社会面より)
いやもうこれ、賛成です。愛煙家の方には申し訳ないですけど。
先進諸国の多くでは、店内は禁煙。喫煙は屋外または換気設備のある特定の場所という傾向が当たり前になりつつあります。
日本が先進国の仲間であり続けるためにもこの動きに早く追従すべき、というのが私の立場。
愛煙家の方が個人的にどうこうはありませんが、煙がとにかく苦手なので、接触がなければないほどよい、ということなのです。
飲食中は特に。
花粉症の時期はなおさら。。。
世の中には、愛煙家、嫌煙家、そしてそのどちらでもない方がいます。この三者が納得して住みやすい世の中にするにはどうしたらよいのでしょうか。
- 愛煙家は、タバコを適切に吸える場所があることがボトムライン。
- 嫌煙家は、タバコの煙に巻かれない生活ができることがボトムライン。
*そのどちらでもない人は、多分、ボトムラインがないので勝手ながら対応検討から除外。
すると、やはり、分煙の処置が適切。ここでいう分煙とは、屋内同空間での分煙ではなく、煙を嫌煙者から遠ざけること。つまり、タバコを吸いたい方は外で、または喫煙ルームでどうぞ、というもの。(単純に飲食店の外で、ということ自体には課題がありそうですが)
さて、今回の報告では、全面禁煙にしてしまうと集客力が弱まるので、屋内店舗などでの分煙~禁煙という段階的な措置を検討するというものでした。しかし、それは、変だ。全ての店がきちんと方針を守れば、どのみち喫煙者は飲食店の選択をしなければならない。この中途半端な措置は、屋内禁煙化を決めても、守らない店が必ずあって、喫煙者は継続してそういった店に集まり、結局正直に守ったお店が割を食うから、というように聞こえます。
*ゲーム理論でも出てきそうな問題ですね。
行政には、徹底して取り組んでほしいと願うのです。
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