メタンハイドレートの可能性(石油代替エネルギーとして考えてみる)
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※本投稿では、エネルギーの検証を科学的見地から行っているわけではありません。社会に起こりうる変化の可能性を思考した結果を記述しています。予めご了承ください。
週末に、とある仲間の家でひらかれた新年会で、石油代替エネルギーの可能性について議論をしました。
といっても、日本の資源や製造業に詳しい友人から一方的に教えてもらうばかりだったわけですが。
折りしも、2016年東京オリンピックの開催が検討されている今年。日本が次世代のドメインを築くとしたらそれは何なのか、ということから切り出し、
その友人は真顔でこんなことを言いのけました。
「日本はね、資源国になるかもしれないよ。」
え?資源国?日本の製造業が新たなエネルギー開発に力を入れている話ならともかく、エネルギーを産出する資源国になるなんて、想定外もいいところ。
話の続きを促すと、どうやらそれはメタンハイドレートのことを言っていました。日本の周囲は全て海。大陸棚に多く眠る可燃性の燃える氷(80%は水で構成)を、石油より安く産出して、その利用法を確立したら、日本は国内需要を満たすだけでなく、その資源を輸出することさえ可能になるという。
しかし、課題も多いようです。
- 低コスト産出への課題
- メタンと地球温暖化の因果関係への課題
- 採掘時の環境破壊への課題
などなど。これらの課題を丁寧に解決し、石油代替エネルギーのひとつとして普及することはありうるでしょうか。少なくとも今、様々の可能性に挑戦して、何とか未来を創ろうという姿勢を支持したいと思います。
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