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もしも洞察力があったなら……。

生ハムメロンを褒めてはいけない、という日経ビジネスPodcastの考察

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日経ビジネスポッドキャストは面白い。なにせ、その週の特集号の洞察を共有してくれて、実際に雑誌を手にとって読んだときに、「フーン」が、「なるほどぉ」に変わるからである。

「フーン」=一定の新たな知識を得たという充足

「なるほどぉ」=理解、発見、気づき。つまり、データ<情報<知識<叡智の最上級への転換

さて、10月終わりの号のポッドキャストを聴いていたら、今回が初めてではないのですが、「生ハムメロンは褒めてはいけない」というS記者の体験談が披露されていました。この内容はどうやらmixiなどでもすでに話題になっていたらしく、日経ビジネスポッドキャストとしては秀逸の番外エピソードだったのだと思われます。私も、そう思いました。

どんな内容かって?

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奥さんが夕食を作ってくれた。献立の一つに、生ハムメロンがあった。一口食べると、その芳醇さなどであまりにおいしかったので、「この生ハムメロン、激うま!」などと褒めちぎった。すると、プンプン、奥さんは著しく気分を害した様子。心外だった旦那さんが理由を尋ねると、「なんであなたはよりによって、ただ切って乗せただけの生ハムメロンばかり褒めるのよっ!」とさらに怒ってしまったそうな。

教訓は、きちんと相手の状況を把握、理解してコミュニケーションをすべき、とのこと。

さて、私はこのことを基軸にコミュニケーション全般のことをブログに書こうかどうしようかちょっと迷っていたので、サウンドボード(反響版:転じて反応を試すために身近な人に問いかけること)として、妻に問いかけてみました。

「・・・のような話なのだけど、どう?おもしろいでしょ?」

と私。しかし、彼女の反応は冷静極まりないものでした。

「うーん、たまにしか褒めないと、そういうことになるかもね。」

はっ!(汗)

他山の石。普段の、不断のコミュニケーションこそ、相互理解への一歩なのだと、やや飛躍気味に再認識をしたのでした。

*Sさん、すみません。派生エピソードということでお許しください。
*実際にポッドキャストで放映された文言と完全に一致しているわけではありません。あらかじめご了承ください。

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