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もしも洞察力があったなら……。

今週の多事争論--Chromeは新たなSaaSプラットフォームなのか

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Cimg0363 Chromeを見たか?---週末の定例会議を締めくくる議題でした。毎週開催している定例会では、その週の多事争論を行うのが恒例。話題はかのChrome。

*名前の由来はこちら「Chrome」の由来――「メッキ」じゃなくて。

ブラウザだよね。え?違うの?Webコンテンツをさばき、ポータルにもなる、という点ではブラウザと同等。しかし、実は紙一重で違うとの意見が。確かに、Favicon(Favoriteアイコン)の機能に見られるように、PCのデスクトップ環境ごとWebサービスの入り口にしてしまうことが(簡単に)できる。見逃せないのが、Googleがこれを提供しているという点。メール、Docs&Spreadsheet、wiki、Youtube、maps・・・(Googleのサービスを紹介するのが目的ではないのですが、それにしても幅広い)サービス型のソフトウェア提供という、従来のオフィス系ソフトとはまったく異なる、視点を持っている。ChromeはPCの性能にあまり囚われない、ということでも、シン・クライアントに向いているようだ。つまり、ブラウザ、という現象のみを捉えた言い方ではなく、SaaSのプラットフォーム、と言い換えたほうが本当の役割を言い当てているのではないか。(格好いいですし。)

で、ちょっと面白そうなので、早速インストールをしてみた。見た目は、やはりブラウザと同じ。というか、ブラウザそのもの。Firefoxよりもややシンプルな見た目です。パフォーマンスの違いは、よくわかりませんが、UIのアニメーションに気を使っているせいか、今のところ、いい感じです。(根拠となる数字はありません。単なる感想です。)

とりあえず、Webサービス系のサイトをどんどんデスクトップにドラッグ&ドロップをしてみた。しかし、やっているうちに画面の大半が埋め尽くされてきてしまう。先日お会いした某ITコンサルタントの方は、

「デスクトップの半分以上がアイコンで埋め尽くされている人は、自分自身の思考が構造化されていないと判断している。」

といっていました。なるほど、同感。と、ここまでショートカットをたっぷり生成してしまった私の使い方は間違っているかもしれません。少しやり方を見直して、重要なサービスのみに限定してアイコンを整理してみる。

おお、そうすると、かなり便利なデスクトップになっている(気がする)。
しばらく使い続けてみよう。はたして運命は如何に。

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