【音ガ同】音楽ガジェットはプレイヤーの障壁を下げ、より身近な癒しへ
CMパンチの佐々木さんの事務所にお邪魔して、第一回【音ガ同】(音楽ガジェット同好会)に参加してきました。私も、エアギターとエアードラムを持参して、セッションに参加したのです。(当初、連絡メールの返信で”私はエアードラムとエアーギターを持っていきます!”と申し出ていたところ、他の方々は、”つまり、何も持ってこないんでしょ?”と思ったのだそうな。指摘を受けるまで気がつきませんでした。失礼しました。)
当初、趣旨はわかりませんでした。なにせ、佐々木さんはプロのギタリストですし、集まる方々も昔から何かしら音楽に携わってきた方ばかり。しかし、一夜明けて同氏のブログを拝見すると、なるほど、音楽ガジェットはプレイヤーの参入障壁を下げるものなのだ、つまり、ロングテールであり、コラボレーションなのだと。
使用機材はDS10、アナログシンセ、お手軽DJキット(名称など不明)、カオシレータ、iPhoneアプリのベース、ドラムキット、そしてなんとテノリオン(ただし、今回はiPhoneアプリ)。そのほかアナログのエレキギター、エレキベース、エレアコ、そしてエアギターとエアードラム。てんこ盛りです。皆さん上手に使いこなしていて、流石。テンポ90前後のやや緩めのグルーブに黙々とリアルタイムで打ち込む参加者。私も皆さんに混ぜていただき、決して上手ではありません(申し訳ないです)が、グルーブの渦の中に巻き込まれてみました。落とされた照明の中、バークレー音楽院で学ばれたヴォーカリストの妖しく美しいスキャットが舞う。奏でる楽曲が醸し出すすばらしい一体感は、まさしくアナログとテクノの融合だったのです。
ちなみに、エアードラムはスティックを振ってドラム音を出すガジェット。途中、冗談でパラディドルをしながらツインペダルもどき奏法を披露したらなんだかみなさん喜んでくれた風。普段ヘビメタは聴かないのかもしれませんが、ちょっとした手さばきが良かったのかもしれません。今年、地元で開催される英語のスピーチコンテストがありまして、そのスキットの一部でこのガジェットを利用する計画です。
さて、急遽予定が入ってしまっていたため、最後までいることができず本当に残念。その後も、しっかりと盛り上がっていた様子でした。次回は新企画も目白押しとか。ぜひ、とことんラストまでコラボをしたいと思うのです。