オルタナティブ・ブログ > ニュータイプになろう! >

もしも洞察力があったなら……。

難しい話を判りやすく:Commoncraft社がWeb2.0を1.0アプローチで説明

»

オーストラリアで活躍する私たちのPR仲間が共有してくれたコンテンツをご紹介します。

Commoncraft社の”Explanation In Plain English”(フツウの英語による説明)です。

YouTube: Social Media in Plain English
(ソーシャルメディアってなんだ?)

このコンテンツでは、Web2.0など新鋭のトレンドやテクノロジーの専門家ではない方がすばやく概要を理解できるように構成されています。

シリーズでは、説明方法が一貫してアナログ。たとえ話もふんだんで、なるほどこれは判り安い。「Web2.0ってなぁに?」とご家族、ご友人、経済部の記者に聞かれた場合に重宝します。英語版しかありませんが、”超”オススメです。

●ご参考までに、SocialMediaの説明映像の概要を以下に書いてみました。Enjoy!

1)スクープビル(架空の町)にあるアイスクリーム会社では、綿密な協議の結果、バニラ、チョコ、イチゴの三種類に味を絞って製品を販売。順調に売り上げを伸ばしていった。

2)しかし、個人の家で好きな味のアイスクリームが作れる機械が各家庭に普及すると、様相は一変。ピクルス味、ナッツ味、パイナップル味など、様々な味のアイスをスクープビルの住人がどんどん勝手に作り始めた。

3)ある味はマニア向け、ある味はポピュラーになり、ある味はおいしいととても評判となる。

4)もともとあったアイスクリーム会社は、個人が勝手にアイスを作り始めた時点で売れ行きが危ぶまれたが、意外にも、「スクープビルのアイス」が評判となって他の町から人が集まり、やはり売り上げは上向いたのだ。

5)さて、たくさんアイスが作られるようになったのはいいのだが、種類が増えすぎて、消費者は何をどのように選んだらいいのか見当がつかなくなってしまった。ある人は面白い味を探し、ある人は有名なアイスを食べたいし、ある人はとにかくおいしいものを食べたい等等。

そこで、個人を含めた各アイスクリーム屋は

  • アイスクリームの特長
  • 食べた人のレイティング
  • 食べた人のコメント

を表示するようにしたのです。

そうすると、これがアイスクリームファンたちに絶好の案内板となり、結果、

  • 顧客のフィードバックによる日々の改善
  • 販売のための宣伝コストの低減
  • 顧客は食べたいアイスを確実に入手することができる

ようになりました。

まとめ:これを、人々がブログやポッドキャストなどで、大きな投資をすることなく”手軽に”発信する「社交=みんなの」メディアということなのです。

さて、他のビデオへのリンクはこちら;

ブログの説明

Podcastingの説明

RSSの説明

Wikiの説明

SNSの説明

ソーシャルブックマークの説明

Twitterの説明

CFL(電球)の説明(Web2.0とはほぼ関係がありませんが、電力消費が課題になっていることを鑑みて)

Comment(0)