オルタナティブ・ブログ > 『スマートIT』術 >

「使いやすく」「ハマる」技術とは! それは・・・

AppleのiPadを約3ヵ月間使用して・・・

»

iPadを使用し始めてそろそろ3か月が経過する。
そこで、現時点iPadに関しての私の見方をまとめてみよう。

まず、iPadの利点から。
やはり起動の速さ、約10時間稼働そして
軽さ(ノートパソコンに比べて)が機動力に貢献している。
これが最大の利点だと感じている。
私は、ちょっとしたメール確認やTwitter、そしてWebの確認であればノートパソコンを開くよりもiPadを開こうとする傾向がある。

そして、縦長画面にできることが安心感を生む。
Webのスクロールは縦方向。Twitterのタイムラインも縦方向。パソコンの横長画面ではどうしても縦が短く感じてしまう。
iPadを使い続けてくると、なるべく縦方向にiPadを持つケースが増えてきたと感じる。
それは縦長画面にしたほうが目に入ってくる情報量が多い分、安心するのかもしれない。
映像は人の目が横に2つあるため横長の方が迫力ありますが。

では、iPadに適したアプリをご紹介しよう。
(定番である、Evernote、GoodReader、Dropbox等の紹介は除いてiPadで恩恵のあるアプリに絞っている。)
1.RSSリーダー
私は Reeder for iPad を知り合いから紹介されて活用しているが、とても気に入っている。
気に入っている点は、
・Google Readerに連携できる。
・タイトルと文頭をサクサクと読み移れる。
・関心のある記事はTwitterやメールへの投稿が可能。
ということで、以前はGoogle Reader を活用していたのだが、今ではRSSはiPadで見るようになった。

2.電子書籍リーダー
やはり電子書籍リーダーはiPadの特徴であろう。
書籍はi文庫HD、資料をPDF化したものは CloudReaders で読んでいる。
私は横長のプレゼン資料以外は縦長画面で1ページのみ画面に表示させて読むスタイルになっている。
書籍のように表紙があるのもはi文庫HDの本棚に飾りたくなる。

3.AudioNote
メモを取りながら録音ができ、しかもメモと録音内容がシンクロされることが便利である。
さらに手書きメモも可能である。
これは会議や打ち合わせに便利である。聞き逃したことは後から再生できるため非常に安心なメモツールである。

そして、iPadが苦手な
資料作成、メールの書き込み、ブログ作成/ブログのアップ、はパソコンから行うようになってきた。
資料作成にはWindowsのように画面内に複数ウィンドウがあるマルチタスクが無いと効率が悪い。

私がiPadで今後期待したいことは、
日本語文字入力の変換を強化してほしいということである。
そしてマルチタスク化。
あとはMicrosoft OfficeのiPad版。
この3つが揃うとiPadの活躍場所が今以上に広がりそうである。
逆にこれらの機能が無いからiPadがノートパソコンとの差別化ができているのかもしれない。
(秋頃にはiPadのマルチタスク化を行うと以前Appleは宣言している。)

ただ、iPadは恩恵を受けやすい職種、そして恩恵を受けにくい職種があるようである。
使い方を工夫することにより作業効率に効果的であったり、お客様への効果的なプレゼン等に活用できるため適用範囲は広いと思う。
病院での手術時、そして工場でのノウハウ伝授に活用されている事例もあるほどである。

2010年7月時点でのiPad購入者率は0.8%しかいないようである。(アスキー総合研究所調べ
性別比較では、男性1.2%、女性0.4%。
今後は7インチのiPadが発売されると噂されているため、女性でもバッグに入れやすくなるため女性の比率が増えると期待されている。

続けてiPadを活用したビジネスでの効率を探していきたいと思う。

◆iPad関連エントリー
・2010/05/28iPad日本上陸当日に思うこと

・2010/05/31待ちに待ったiPadが届いた!(経過とファーストインプレッション)

・2010/06/07iPad活用研究会の『感動』体験談

・2010/07/01革新的で魔法のようなデバイス、iPad。おしい!

・2010/07/02持ち歩くには、革新的で魔法のようなデバイス、iPadを!

・2010/07/08iPad用に『Apple Wireless Keyboard』を購入。入力ストレスは解消されるのか?
・2010/08/13iPad on Businessを読み終えて。

Comment(0)