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微分積分思考法による恋愛観・結婚観(2/2)

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微分積分思考法による恋愛観・結婚観(2/2)

では続きです。(1/2)はこちらです。
結婚とは、法的にも拘束された積分型の人間関係の典型であると考えられます。なのに離婚率というのは年々増えているようです。離婚率の数字については、いくつかのサイトに紹介があるようです。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei06/index.html
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100325/trd1003251941008-n1.htm

そこの数字を参照すると離婚率は昭和40年(1965年)あたりから徐々に増え、現在は3割程度のようです。
離婚率が増えた背景には色々な理由が考えられます。例えば、世間体を気にしなくなったことやお勤めをする女性の増加等の社会的背景の他に、お見合い結婚の減少、恋愛結婚の増加もあるのではと思います。
http://www.mw-personal.jp/kekkoniyoku.html

このサイトによると、1960年代を境に恋愛結婚が圧倒的な数になっているようです。お見合い結婚と恋愛結婚の違いは、将来(積分)を十分に考えてから結婚に踏み切るかどうかの違いであると考えられます(相対的に)。つまり、お見合い結婚の場合には、相手の素性(職業や趣味に限らず家族構成なども)をよく知った上での結婚であり、また、紹介者の手前、中々離婚しづらいということもあるかと思います。

一方、恋愛の場合は、将来のことはあまり深く考えず、一時の微分的な人間関係(勢い?)を元にして結婚に至るということも少なくないと思われます。

つまり、恋愛という、ある時期には太い人間関係ではあっても、積分的な人間関係には相対的になりにくい関係のまま結婚にたどり着くというのが離婚率の高さにつながっているのではと考えられます。

前置きが図らずも非常に長くなってしまいましたが、もし、婚姻関係を長続きさせようと思うのであれば、恋愛関係から結婚に発展するよりも、友人関係から結婚に発展する方がもしかしたら、積分的な結婚に結びつく確率が高いのではということです。

以上が、微分積分思考法から導かれる私なりの結論ですが、そんなことが実際可能であるのか、可能であったとして、どのような統計的数字が得られるかは検証してみないとわかりませんが、一つの推定としては成立するのかなと思っております。

本来は、もっと色々な他の面からも考えないといけないのですが、ブログなので、これくらいということでご了承ください。

もう一点、より積極的に積分的な婚姻関係にするための時代に合った考え方をご紹介したいと思います。

P.S. 余談ですが、株式投資と結婚式のご祝儀というのは、よく似てるなと思います。会社が倒産しても株主に全額お金を返さなくていいというのと同じように、離婚しても、結婚式の時にもらったご祝儀を返さなくていいというのは何ともうまくできているというか、要はもらったもん勝ちってことですね!(笑)

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