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共感を得るプレゼンにする方法

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「共感を得るプレゼンをしたいのですが、どうすればよいでしょうか」

こんな質問を受けることがあります。

「共感を得るには聴き手の興味・関心に合わせればいい」と考えがちですよね。

でも話し手が「聴き手が聴きたいのはコレだ」と思っても、ズレてしまうことも多いものです。

プレゼンの聴き手のほとんどは、それほど会ったことのない方々。聴き手が心から共感するものは何かをある程度予測できるかもしれませんが、確実ではありません。なかなか難しいものです。

そのような中でも「共感を得る」方法があります。

それは自分の等身大の話をすること。
出来れば自分の弱みを話すことです。

メディアや書籍でも活躍している立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんは、共感度の高い話をされる方です。たとえば、サラリーマン時代に片道切符の出向を命じられ不遇であったことなど、自然体で話す姿には共感を覚えます。

人は他人の弱みに対して共感を覚えることが多いのです。

ニトリ・似鳥昭雄会長の日経新聞「私の履歴書」は人気でした。似鳥さんは過去の恥ずかしい体験などを包み隠さず公開していました。最近はご自身が発達障害だったこともカミングアウトしています。

一方で、自慢話は共感度が一気に下がります。

多くの方は、ご自身の弱みを話すことを躊躇します。
しかしどんな方も、修羅場や挫折の経験を持つもの。

もし共感を得るプレゼンにしたければ、ご自身の等身大の話を入れてみることをおすすめします。

「弱み」は、実はあなたの「強み」になるのです。

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