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ライフワークとしての音楽を考えていきます

人に伝えることは人の時間を使っていることを知ること

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私はしゃべることがあまり得意ではありません。

仕事で話すことやボイストレーニングの技術をお伝えしているのに、意外に思われるかもしれませんが、本来は話し下手なのです。

ただ、人前で話す仕事が増えてきますと、そうも言っていられません。

「話し下手な自分が、どうやって人前で『聴いていただける話』をできるようにするか?」

これが、長年のテーマであり、この方法を追求した結果、今皆さんにお伝えできるような形としてのノウハウを開発することにつながりました。

おかげさまで「人前で話せない」という方々の気持ちも分かるようになりました。

不得意科目も、やり方によっては人のお役にたてるのですね。

ただ、いくら人前で話す技術や声を身につけたとしても、まだ完璧ではありません。

最近、たくさんの方々とお会いする機会をいただけるようになりました。
そうすると、自分のことをしゃべるのではなく、お客様のお声を聞けるようになることの難しさを実感しています。

人は「私は人の話を聞いています」と言う人でも、よほど気をつけていないと一方的に8割方は自分の話をしてしまうものです。
私も、最初のうちは、たくさん失敗してきました。

そして、あるとき気がついたことがありました。

他人のことは良く分かるのです。

「ああ、この方は一方的に自分の自慢話や売り込みばかりになっている。ご自分が見えておられないのかもしれない。」

自分も、自分のことは気がついていないはずです。
そこで、人とお会いするときは、可能な限りビジネスパートナーに一緒に行ってもらうことにしています。
そうすると、気をつけて話しをするようになり、「今日、永井さんはとても良くお客さんのお話を聞き出されていましたね」と言ってもらえるようになりました。

やはり、どんなことでも自分が外からどう見えているかという客観的な目を持つことは大事なことです。そして一番大事なことは、人の立場に立つと同時に、その方の貴重な時間を使っているということを知ることなのです。

企業のトップセールスの方々にお会いする機会がありますと、彼らは本当に聞き上手で、短い時間で自分の話もしっかりとされる達人です。ご一緒させていただくと、これ以上ないほどの良い勉強の機会をいただけます。

これはビジネスだけではなく普段の生活でも同じことだと感じています。

今年は、どんな場においても、人の立場に立ち、さらに人の話を聞けるようになりたいと思っています。

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