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ライフワークとしての学びを考えます。

3分話してといわれて3分で話せる人が少なすぎる

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最近、様々な集まりに参加して気になることがあります。
 
それは、「時間感覚」です。
 
例えば、「お一人3分以内でお話ししてください」と言われて、大抵の方は6分、8分、とお話し続けます。
また、1時間のプレゼンテーションが、1時間30分になってしまったりする。
 
こういう様子を見ていると、時間をマネージメントすることの難しさを感じます。
 
時間を推し量りながら話すことは、時計を見ながら話しているわけではないのだから簡単にはできないことだと思います。
 
プレゼンテーションの場合は、あらかじめ時間を指定されているのですから、出来る限りその中でおさめるための準備はできます。
ただ、突然「3分以内で何か一言はなしてください」と言われたとき、そこの対応する瞬発力があるかどうかは、かなり実力の差がでるような気がしています。
 
それではどうしたらそういう感覚が身につくのでしょうか。
 
時間感覚は、常日頃から時間のことを意識していると身につくものです
 
私は、日頃出来るだけ時間を逆算して行動するようにしています。
どうしても遅れることができない、というときは大幅な余裕を持たせるときもありますが、トレーニングのために「ぴったりで間に合わせる」という習慣をつけるのです。
 
一つのヒントとして、時間は自分が夢中で行動しているときというのは、実際より短く感じるということを覚えておきます。
 
作品を演奏するときでも、時間は気になります。
演奏しているときというのは、時間が短く感じられますから、必ずストップウオッチではかります。
そうすると、短く感じているけれども、実際の時間は感じているよりは長くかかっているのです。
これは、人前で発表するものでしたら、スピーチでもプレゼンテーションでも、どんなことでも共通するのではないかと思います。
 
もし「3分」と言われて、「このくらいかな?」と思うより、短めに話すとよい、という感覚を体で分かるようになっていきます。

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