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二日でパワフルな声に変わるトレーニング 「プレッシャーブレス・ビブラート」

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声というのは、あるとき「つかむ」瞬間があるようです。
 
今回ご紹介するトレーニングを始めて、私は二日で声が変わりました。
本当に、楽に声が響くようになり「えっ、こんな簡単な方法でいいの?」と自分でも驚きました。
 
そのトレーニングとは「プレッシャーブレス・ビブラート」です。
 
これは「プレッシャー・ブレス」シリーズ、第3弾になります。
 
今回、第一弾「プレッシャーブレス・トレーニング」(1月8日)、第二弾「プレッシャーブレス・ボイストレーニング」(1月9日)と続きました。その次にするべきトレーニングです。
 
良い声とは、横隔膜を使い腹式呼吸でたくさんの息を使うことが大前提です。
 
そのために、「プレッシャーブレス・トレーニング」で呼気の量を強め、「プレッシャーブレス・ボイストレーニング」で、呼気と同時に声帯を反応させるトレーニングをしました。
 
今度は、横隔膜をさらに強力に使うための「インナーマッスル」を鍛えるトレーニングもプラスします。
 
「プレッシャーブレス・トレーニング」と「プレッシャーブレス・ボイストレーニング」については下記記事を参照ください。

良い声が出ないのは肺活量が足りなくて腹式呼吸が上手くできないおかげです 息を強めるためのどこでもできる簡単なトレーニング「プレッシャーブレス・トレーニング」(プラスの効果も期待)

腹式呼吸ができても腹式呼吸で発声できている人は少ない 簡単に腹式呼吸で発声するトレーニング 「プレッシャーブレス・ボイストレーニング」
 
さて、本日は「プレッシャーブレス・ビブラート」のトレーニング方法をご紹介いたします。

★★「プレッシャーブレス・ビブラート」★★
 
1、横隔膜のあたり(おへそと一番下のあばら骨の間)に両手を当てる
 
2、顎を下げて口を開け、思い切り息を吸う
 
3、口を閉じ、唇に針一本通るくらいの隙間を開けて、呼気の空気で頬と鼻の下をパンパンにふくらませて、同時に口隙間から思い切り息をはきながら「ふぅ~~~」と口を開けずに(針の穴ほどの隙間はそのままです)発声する。大きな声は必要ありません。唇の間で常に息が摩擦しながら流れるように。ティッシューが軽く吹き飛ぶくらいの息です。手の当たっている場所、横隔膜で支えている感覚を意識してください。
 
4、そのままの状態で、横隔膜を使ってビブラートをかけます。(ビブラートとは声の高さを微妙に揺らす方法。)

ポイント:この時点で、頬と鼻の下のふくらみがしぼんでいませんか?息の流れはティッシューがふきとぶくらいですよ。チェックしてください。
 

(4、)どうしても自然にビブラートが出来ない人は、一番下のあばら骨の下あたりに当ててている両手で横隔膜のあたりをリズミカルにグイグイ押してみてください。必ずビブラートがかかります。

参照記事:良いビブラートの簡単なかけ方とこれができるだけで歌が上手に聴こえるだれでもビブラートがかけられるトレーニング方法
 
5、息をはききったら再び口を開けて1から繰り返す。
 

一瞬、頭が白くなりそうなほど息を使います。口を閉じて抵抗感を作り否が応でも腹式呼吸を使い、その上横隔膜でビブラートをかけるのですから、かなりパワフルなトレーニングです。でも、トレーニング中に無理して大きな声さえ出さなければ声帯に過度な負担はありませんから安心して。

その後、実際に発声するときの声のパワーがまるで違います。私は、これで「声はやっぱり息だ」と確信しました。
 
お試しください!

 

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